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2007年9月

2007年9月30日 (日)

ヴァイツェンのフルーティーな香りの秘密☆地ビール会社の広報による“超私的”ビール解説

ヴァイツェンの特徴の1つが「これがビール?」と思うほどのフルーティーな香り!
(ヴァイツェンってどんなビール?という人はこちらの解説を>>>Click

フルーティーな香りとひとくくりにされていますが、実はその香りはバナナ香とエステル香の2種に大きく分けられます。
どちらの香りが強くなっているかは発酵の際の温度が関係しています。

①バナナの香が特徴のヴァイツェン
これはもう解説の必要もなく、本当に〝バナナ〟の香りです(笑)。
バナナの香りを出すためには、比較的高い温度で発酵させます。
現在日本の地ビールメーカーが造るヴァイツェンはこちらが主流です。

②エステル香が特徴のヴァイツェン
エステルの香り・・・青りんごや、洋なしに例えられます(若干のバナナ香もともなう)。
トップがエステルの香りで、飲んだあと鼻にクローブの香りが抜けるものが秀逸です。
比較的低い温度で発酵させると、エステル香が特徴のヴァイツェンになります。
サンクトガーレンのヴァイツェンはこちらです。


よくヴァイツェンの解説で“バナナやクローブを思わせるフルーティーな香り”となっているものがありますが、これは上記のことを理解しているのかちょっと怪しい。。。
(もちろんヴァイツェンというビールのスタイルを解説するときにそうなってしまうのは仕方ありませんが、ある1銘柄のヴァイツェンをこう解説しているとなると。。。もちろん、本当に中間の温度で発酵させてバナナ&クローブがきちんと出ているヴァイツェンもあるにはあります。)

また、現在日本ではバナナ香のヴァイツェンが主流なので“バナナの香りが弱い=不出来なヴァイツェン”と思う人がいますが、それは間違いです。

ヴァイツェンを飲むときには、それがどちらのタイプなのか、その理由までわかって飲むとまた違った楽しみ方ができるかもしれませんね♪


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今年も盛り上がってます☆横浜オクトーバーフェスト

「横浜オクトーバーフェスト」、今年も盛り上がってます!!

10月8日まで横浜赤レンガ倉庫で開催しています。
公式ホームページ▼

http://www.nihon-oktoberfest.com/yokohama/index.html

2010年は10月1日-17日、前代未聞の17日開催です。
ぜひ遊びに来て下さい。

http://www.yokohama-akarenga.jp/oktoberfest2010/

■関連記事

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2007年9月28日 (金)

ヴァイツェンってどんなビール?☆地ビール会社の広報による“超私的”ビール解説

地ビール会社広報による“超私的”ビール解説

■ヴァイツェンってどんなビール?

ドイツ語で小麦の意味。その名の通り小麦麦芽を使用したビールです。通常ビールは大麦麦芽で造られますが、ヴァイツェンはその半分に小麦麦芽を使用しています。

ちなみに、同じ小麦ビールで「ヴァイス」があります。その違いは以下の通り。
ヴァイツェン・・・「小麦」と言う意味 。小麦麦芽の割合が50%以上である事が必要
ヴァイス・・・「白」と言う意味 。ヴァイスの小麦麦芽比率は、一般に30%~50%

※サンクトガーレンが横浜オクトーバーフェスト限定で造ったヴァイツェンの小麦麦芽比率は52%です。

ヴァイツェンの見た目はやや濁った(白濁した)黄金色。その見た目から“白ビール”とも言われます。真綿のようにもこもこと盛り上がる泡もヴァイツェンの特徴の1つです。(小麦は大麦よりたんぱく質が多いため、ビールの泡立ち、泡持ちがとても良いのです。)

そのフルーティーな香りは「これがビール?」と驚くほど。
“ビールは液体のパン”という言葉があるように、とろっと濃厚で食べるように飲むビールです。(お腹にたまる感じが嫌、という男性もたまにいます。私は全然平気ですが。笑)

ビール特有の苦味は皆無で、軽い酸味を伴うものもあります
ビールの苦味が嫌い、という人には特におススメ。
実は私が個人的に1番好きなスタイルのビールです。

ヴァイツェンの仲間たち
ヘーフェヴァイツェン・・・いわゆる普通のヴァイツェン。無ろ過(酵母入り)。
クリスタルヴァイツェン・・・ヘーフェヴァイツェンをろ過したもの。こちらは白濁せず、透き通っています。
デュンケルヴァイツェン・・・黒ヴァイツェン。
ヴァイツェンボック・・・ヴァイツェンよりもアルコールが強く、ボディが強い(濃厚)。

さらに
ちょっとマニアックなお話をすると、ヴァイツェンはヴァイツェン酵母から造られますが、小麦麦芽を使用しエール(上面発酵)酵母を使って造ったビールを「ウィートエール」と言います。

サンクトガーレンではこのウィートエールを2006年初夏の季節限定で発売しました。
今年は残念ながら醸造予定はないのですが、各方面より復活要望を頂いているので来年は・・・。前向きに検討します。


ヴァイツェンのフルーティーな香りの秘密をこちらで解説>>>Click
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横浜オクトーバーフェスト前半日程のラインナップ

いよいよ本日より「横浜オクトーバーフェスト」です。
初日~今週末のサンクトガーレンのラインナップは以下の通りです。

1_2 

①ゴールデンエール ②ブラウンポーター

2

③ヴァイツェン ④スイートバニラスタウト

3

⑤パイナップルエール
_____________

今POP作成終わりました。。。。眠い。。。
POPの周りに這わしているのは、ホップの蔦です(わかります??)
某所で見つけて「おぉ!」と思って、即GET!!

皆様のお越しを心からお待ちしております。

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2007年9月27日 (木)

黒ビールは冷やすか、ぬるめか?☆地ビール会社の広報による“超私的”地ビール解説

最近、スーパーでも普通に黒ビールを見かけるようになりましたね。
mixiの某コミュニティで「黒ビールは冷やしたほうが美味しいか、ぬるめのほうが美味しいか議論になっていました」。

黒ビール、と一括りにされていますが、、、、ランキング
___________________

地ビール会社の広報による“超私的”ビール解説

■黒ビール

黒ビールには超大ざっぱに言って、2つのタイプがあります。

★1つは下面発酵で造られるラガーの黒「シュバルツ」です。
大手メーカーさんの造っている黒ビールはこちらが多いです。
すきっと、きりっとしたドライな黒ビールで
大人の麦茶といった感じです(うまい表現が見つかりませんが・・・)
こちらは冷やして飲むほうが美味しいと、私は思います。

★もう1つは上面発酵で造られるエールの黒「スタウト」です。
まったりとコクがあるものが多く、ビターチョコやコーヒーのような風味が楽しめます。

ギネスはこちらのタイプです。
こちらは若干ぬるめのほうが風味豊かです。


また、スタウトは普通の(金色の)ビールのような苦みではなく、
コーヒーのような焦げ香ばしい苦みのほうが強いです。

なので
ビールの苦みはダメだけど、コーヒーの苦みはOKという方にはぜひ試してほしいスタイルです。ちなみに私もビールの苦みが苦手ですが、コーヒーは超苦いエスプレッソが好きな奴なので、スタウト好きです。

ちなみに
サンクトガーレンでは普通のスタウトは造っていませんが、
スタウトをもっと柔らかくした「ブラウンポーター」という黒ビールを造っています。
スタウトが男性的なら、ブラウンポーターは女性的といった感じでしょうか。

さらに
スタウトのアルコール・コクをもっと強くしたのが「フォーリンスタウト」、
さらにアルコール・コクを強くしたスタウトの王様が「インペリアルスタウト」です。

残念ながらフォーリンスタウトはあまり市場に出回っていませんが、サンクトガーレンのスイーツビール(黒糖スイートスタウト、スイートバニラスタウト)のベースとなっているのは、このフォーリンスタウトです。

インペリアルスタウトは日本の地ビールメーカーさんで冬季限定で造っているところが多くあります。うちの「インペリアルチョコレートスタウト」も、スタイルでいうとインペリアルスタウトです。インペリアルスタウトでも、特にチョコレート風味を強調して造っています。

この子は毎年バレンタイン時期限定で発売しています(発売時期は1月18日前後)。毎年瞬時に完売する(昨年は2万本が1日半で完売)ので、確実に手に入れるためにはメルマガに登録をお願いしています。優先的に先行予約を受け付けています。

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2007年9月26日 (水)

横浜オクトーバーフェストに出展します★限定ビールアリマス

9月28日~10月8日 横浜赤レンガ倉庫にて行われる
「横浜オクトーバーフェスト2007」に出展します。

特設テントの中で美味しいビールを浴びるほど飲み、
ドイツ楽団の音楽に合わせての「プロースト(乾杯)」の嵐!

この楽しさは1度味わったら、病みつきです(笑)。
そして、もちろん主役は美味しいビール!

サンクトガーレンはイベントのためだけに新しいビールを造りました。






どんなビールか知りたい人は1クリックを>>>ランキング






オクトーバーフェストの本場ドイツには欠かせない「ヴァイツェン」です!

えっ?と思った方のためにもう1度。

お馴染みのアメリカンウィートエールではなく、ドイツスタイルの「ヴァイツェン」です。
(内部事情をお話すると、うちが造っているのはアメリカンスタイルのビールなので、ドイツスタイルのビールを世に出すというのは大ごとなのです)

ヘーフェヴァイツェンを造りました。(ヴァイツェンってどんなビール>>>Click)

そのお味は???

ご覧の通り、オリジナルヴァイツェングラスも造ってしまったくらい、美味しいんです!

香り・コク・酸味、そのどれかが特出することない
サンクトガーレンならではのきれいなバランスに仕上がりました。

また、他にも樽生限定の「パイナップルエール」や「ゴールデンエール」などの定番ビールも持っていきます。

イベント公式HPはこちら▼
http://www.nihon-oktoberfest.com/yokohama/index.html

会場では、私たちが直接サービングします。
私→全日程会場でサービングしている予定です
サンクトガーレン醸造長 →30日を除き土日祝は会場でサービングしている予定です

ぜひ遊びに来て下さい!

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悪魔降臨★バーレイワイン「エル ディアブロ’07」

1年に1度しか醸造できない“あのビール”の復活を本日発表しました。

=======================
NEWS RELEASE

プレミアムビールを越える超高級ビール「麦のワイン」
ボジョレー解禁日に"悪魔のビール"が殴りこみ


バーレイワイン(麦のワイン)  エルディアブロ(悪魔)
   Barley Wine    「el Diablo'07」 
ボジョレ解禁日11月15日に同時解禁


“ビールは鮮度が命”の常識を覆す長期熟成型ビール 
1年の熟成を経た「el Diablo'06」 限定200本同時解禁


Diablo2007

 サンクトガーレン有限会社(厚木市/取締役社長 岩本伸久)は2007年11月15日(木)のボジョレー・ヌーボー解禁日にBarley Wine(バーレイワイン/麦のワインの意) 「el Diablo(エルディアブロ/悪魔の意)」を発売いたします。2007年醸造分は限定3,000本、2006年醸造分(1年間貯蔵熟成させた物)は200本限定発売となります。
 通常ビールの2.5倍の麦芽と6倍のホップを用いたこのビールは、数値上で通常の2.5倍の甘さと、4倍の苦さがあります。口当たりは蜜のようにとろりと濃厚で、官能的。脅威のアルコール度数(10%)をもち"悪魔"と呼ぶにふさわしい琥珀色の液体です。出荷時点で通常の6倍以上の熟成期間を経ており、ブランデーのようなリッチな熟成香があります。さらに寝かせておくことで味が変化していく長期熟成タイプのビールです。


<商品概要>

【商 品 名】 Barley Wine 「el Diablo」

【発 売 日】 2007年11月15日(木) 【内容量】 300ml

【希望小売価格】
 Barley Wine 「el Diablo'06」 1,300円(税抜き)
 Barley Wine 「el Diablo'07」 1,000円(税抜き)

【販 売 場 所】 
■Barley Wine 「el Diablo'06」 限定200本
 弊社HP 100本 / 横浜高島屋 100本
 ※ el Diablo'07とのセット販売になります。
■ Barley Wine 「el Diablo'07」  限定3,000本
 弊社HP,横浜高島屋、丸井ファミリー各店他


<参考資料>

■通常ビール(エール)とバーレイワインの比較
 >>>>日経プレスリリースサイトの関連資料を参照


■Barley Wine(バーレイワイン)・・・イギリスでワイン代わりに生まれたビール
 バーレイワインはイギリス発祥のビールです。その昔、ブドウ栽培ができずワインがつくれなかったイギリスが、お得意のエール(上面発酵ビール)で何か出来ないものか、と試行錯誤して出来上がったのがこの「バーレイワイン」と言われています。
 バーレイワインの最大の特徴はそのアルコール度数の高さで、ビアスタイルガイドラインでは8.4%~12%と規定され、数あるビールのスタイルの中で最もマニアックなスタイルとされています。ビール造りに携わる者であれば、誰しもがいつか造ってみたいと思うスタイルです。
 しかし、高いアルコールのビールを造ろうとすればするほど、より大量の材料、より長い熟成期間が必要となり(タンクが長い間占有され続ける)、小さな醸造所にとってその負担は楽なものではなく、日本でこのスタイルのビールを造っている醸造所はそう多くはありません。


■元祖地ビール屋「サンクトガーレン」について
 いわゆる"地ビール解禁"以前、日本ではビールが作りたくても作れませんでした。
 それならアメリカで作ろうと、サンクトガーレンは1993年にサンフランシスコで産声を上げ、日本に逆輸入というかたちで地ビールの販売をはじめました。
 日本人が日本ではなく、アメリカで地ビール会社を開業せざるをえなかったことは日本の産業規制の象徴として、アメリカで大きな話題となりました。それを無視できなかった日本政府は翌年の1994年にビール醸造免許の基準を年間2000Klから60Klへと大きく引き下げました。サンクトガーレンが日本の地ビールの幕開けをつくったのです。
 サンクトガーレンのビールは国内外で高い評価を得ており、アジア最大のビール審査会「インターナショナル・ビアコンペティション」では2006年・2007年の2年連続で最多メダルを獲得しました。
 「サンクトガーレン」とは現存する記録で世界で最初に醸造許可を受けたサンクトガーレン修道院から取ったものです。

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2007年9月20日 (木)

パイナップルを速く切るために2

昨日の日記のつづき。

パイナップルをはやく切るための新しいアイデアが続々と。。。。

これを使え▼とか。。。
http://www1.kamakuranet.ne.jp/sankaido/master%20axes.htm

あとは>>>>Click



この人にお任せしてしまっては?▼ という意見も。。。

みんな優しくて頼りになる人ばっかりだわ。。。

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パイナップルを速く切るには?

お陰様でパイナップルエール(ぱいなぽー)が好評で、パイナップル切りに追われています。
もっと速く切る方法はないかなぁ、と言っていたところ

12階からブルーシートに落下させる


2http://www.nikko-factory.co.jp/shop/cpi-08.html


んでもって、3個目に紹介してもらったのが

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2007年9月19日 (水)

「インターナショナル・ビアコンペティション」2年連続最多受賞

神奈川新聞(9/19)経済面より

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厚木の「サンクトガーレン」
2年連続最多受賞 地ビールコンペ

 日本地ビール協会(兵庫県西宮市)主催の「インターナショナル・ビアコンペティション2007」の表彰式が16日、「ジャパン・ビアフェスティバル2007in横浜」の会場で行われ、厚木市金田の地ビール醸造所・サンクトガーレンが最多の11メダルを獲得した。2年連続の最多受賞(昨年は5個)で、同醸造所が牽引役となり、都道府県別でも神奈川県は最多の15個のメダルを獲得し、2位の山梨県の7個を抑えてダントツの1位となった。

 サンクトガーレンが獲得したメダルの内訳は、金2個、銀5個、銅3個。金は同醸造所が提案するデザート感覚で楽しむビールのうち、「スイートバニラスタウト」と「黒糖スイートスタウト」が受賞した。

 「バニラスイートスタウト」はアロマホップの代わりにバニラビーンズで甘い香りを溶け込ませた黒ビールで、チョコレートのような後味。「黒糖スイートスタウト」は沖縄県・伊平屋島の黒糖を使った黒ビールで、泡までしっかり黒糖の風味が付いていて、飲む和菓子といった趣。

 銀は、昨年のボジョレー・ヌーボー解禁日に合わせて販売したワインに近いビール「エル・ディアブロ」(スペイン語で「悪魔」の意)や、今年のバレンタイン・デーに向けて仕込んだチョコレート風味の「インペリアルチョコレートスタウト」が受賞した。

 県内からは同醸造所のほか、横浜ビール(横浜市中区)の「横浜エール」が銀、箱根ビール蔵(小田原市)の「箱根ピルス」が金、同「小田原エール」が銀、湘南ビール(茅ヶ崎市、熊澤酒造)の「湘南リーベ」が金、同「湘南ルビー」が銀を受賞した。

 サンクトガーレンは、日本で地ビールが解禁される前の1993年に米国・サンフランシスコで創業し、日本に地ビールを逆輸入した「元祖地ビール屋」。これがきっかけで、翌年にビールの醸造免許の基準が2,000キロリットルから60キロリットルに引き下げられ、地ビールの醸造が容易になった(いわゆる地ビール解禁)。同醸造所は、現在は厚木市に拠点を移し、岩本伸久社長(醸造長)以下3人で地ビールを造っている。岩本社長らは「おいしいビールを醸造するのはもちろんのこと、地ビールを知らない人にも『まず飲んでもらう』きっかけとなるような、話題性のある商品開発にも力を入れたい」と、意気込んでいる。

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これからも、応援よろしくお願いします>>>ランキング

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2007年9月17日 (月)

2年連続★最多メダル獲得

本日「インターナショナルビアコンペティション2007」の結果発表が行われました。
サンクトガーレンは10メダルを獲得(金2個・銀6個・銅2個)
2年連続最多メダル獲得の快挙です。

Medaru_2 

■入賞ビール詳細■========================
スイートバニラスタウト(ボトル) ハーブ・スペシャリティエール部門 【金賞受賞】
黒糖スイートスタウト (ボトル)  スペシャリティ・ビール部門 【金賞受賞】
エル ディアブロ’06  (ボトル)   バーレイワイン部門 【銀賞受賞】
インペリアルチョコレートスタウト’07(ボトル) インペリアル・スタウト部門 【銀賞受賞】
ブラウンポーター(ボトル)  ロブスト・ポーター部門 【銀賞受賞】
ペールエール(ボトル) アメリカン・ペールエール部門 【銀賞受賞】
パイナップルエール(樽) フルーツビール部門 【銀賞受賞】
アンバーエール(樽) ベストビター部門 【銅賞受賞】
ブラウンポーター(樽) ブラウン・ポーター部門 【銅賞受賞】
ゴールデンエール(樽) ゴールデン・エール部門 【銀賞受賞】
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表彰式の写真。
醸造長の岩本(左)と、スタッフの野田(右)です。
2ninn

これからも美味しいビール造りに励んでまいりますので、応援のほどよろしくお願い致します。
______________________________

■インターナショナルビアコンペティションについて

 この審査会は国内で販売されているビールはもちろん、海外で販売されている世界のビールも対象としたビールの審査会です。1996年よりスタート。今年で第12回目を迎え、この審査会で入賞することはビール醸造者にとって大変栄誉なこととされています。
 審査会では、ビールのスタイル(種類)ごとに「香り」「外観」「味」「ボディ」「全体印象」の5項目が評価されます。現在世界には約85種類のビールがあり、それぞれの香り、外観、味、ボディの基準は「ビア・スタイル・ガイドライン」に定められています。審査はガイドラインを熟知した「ビアジャッジ」の資格保有者によって行われています。

※全ての結果は日本地ビール協会HPよりご覧頂けるようになります(週明けアップを予定)

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7色のビール

横浜ビアフェス2日目も大盛況のうちに終了しました。

今回のビアフェスのテーマ“7色のビール”。
ずらり並ぶと・・・





Click







こんな感じ☆
7

残すところあと1日です。
目で、舌で、多種多様なビールを楽しんで下さい♪

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2007年9月14日 (金)

ビアフェス準備

ただいま!
ビアフェス準備会場からただ今戻りました。

日本全国から続々と届くビール!
Taru_3

印刷物も急ピッチで準備。
Innsatubutu_2

会場内も慌ただしいです。手前にあるのは大量の炭酸ガス。
Kaijou_2

あとは、皆さんのお越しを待つばかりです。
ぜひ「ビアフェス」に、サンクトガーレンのブースに遊びに来て下さいね!

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ビアフェスティバル@横浜

いよいよ明後日より開催です。
ちょっとお天気雨が心配ですが、集まるビールは超強力。
日本全国より62社178種のビールが集結します。
それがなんと、入場料のみで全て飲み放題になるという、日本最大の飲み放題イベントです。ビールビール好きビールにはたまらないですね~。

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<ビアフェス詳細>

ビール日本最大のビールの祭典にして、日本最大の飲み放題ビール

地ビールを中心に、国内外の178種のビールが入場料のみで飲み放題というビール好きにはたまらないイベントです。

【正式イベント名】 ジャパン・ビアフェスティバル2007in横浜(通称:ビアフェス)

【日時】  9月15日(土) 14:30~19:30(ラストオーダー19:00)
     9月16日(日) 12:30~18:00(ラストオーダー17:30)
     9月17日(祝) 11:30~17:00(ラストオーダー16:30)

【会場】 横浜大さん橋ホール 横浜市中区海岸通1-1-4
     http://www.osanbashi.com/hall/index.html
  
【入場料】 前売券:3,500円(以下にて好評発売中。本日まで) / 当日入場券:4,000円 
     コードがわからない場合、「ビア」で検索してください。
     ローソン Lコード 37427 
     チケットぴあ Pコード 985-113
     ファミリーマート/サークルKサンクス Pコード 985-113
     e+(イープラス) 「すぐチケ」セブンイレブンで受け取れます。

【公式HP】 http://www.beertaster.org/

【昨年の風景】

 ▼さらに色んな動画がこちらでご覧いただけます
 http://eyevio.jp/square/beerfes/

◎以下Webでイベント情報が紹介されています◎

Yahoo!ニュース▼
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070906-00000003-hsk_yk-l14

毎日新聞ニュース▼
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070911ddlk14100597000c.html

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サンクトガーレンより出展予定のビールは8種類。

詳細は>>>>>>>ポチッと
●ゴールデンエール・・・苦味、コク、香り全てのバランスが秀逸。一言で表現するなら“きれいな味”のビール。だれからも愛されるバランスを保ちながら、ビール通をの人をも満足させるビール。サンクトガーレンのフラッグシップです。

●アンバーエール・・・麦芽をちょっと高めの温度で焙煎し、香ばしいコクとほのかに甘いカラメルのような風味と色を引き出しました。それを引き締めるようにホップの苦みをびしっと効かせた、とてもパワフルなビールです。

●ブラウンポーター・・・“ビール=苦い”の常識を覆す、まろやかで優しい黒ビール。ビールにありがちな苦さはなく、コーヒーやビターチョコを思わせる、焦げ香ばしいほろ苦さがあります。ゆっくり美味しさが染み渡るビールです。

●ペールエール・・・通常の1.3倍の麦芽と、1.7倍のホップを使用した、ちょっと贅沢で飲み応えのあるビールです。グラスから立ち上るホップの華やかな香りと重厚なコク、強力な苦み、エールビールの魅力が存分に味わえる1杯です。

●黒糖スイートスタウト・・・サンクトガーレンが提案する、デザート感覚で楽しむ「スイーツビール」です。沖縄産黒糖を使用した黒ビールで、泡までしっかり黒糖風味。まるで“飲む和菓子”のようなビールです。

●スイートバニラスタウト・・・ちょっと濃い目の黒ビールをベースに、マダガスカル産のバニラビーンズで甘く優しい香りを溶け込ませました。まったりと甘い飲み口で、後味はバニラチョコのよう。ビアフェス東京会場の人気投票で1位を獲得!

●インペリアルチョコレートスタウト’07・・・バレンタインシーズン限定発売のビールを特別出展。麦芽を通常の約2倍の高温で焙煎し、ビターチョコのような風味を引き出しました。フルボディでアルコールは約9%。20,000本が1日半で完売、という伝説をもつ、サンクトガーレンが誇るヴィンテージビール。

●パイナップルエール・・・生のパイナップルをたっぷりと使用したフルーツビール。パイナップルの爽やかな風味をぎゅーっと閉じ込めた、とってもジューシーなビール。中間から感じるホップの軽快な苦みが爽やか。

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2007年9月 8日 (土)

プレミアムビールの定義とは?

地ビール会社の広報なので、大手ビール会社さん含め新作ビールはもれなく(いや、たまにもれてるかな冷や汗 )チェックしています。

毎年、大手さんからは秋に限定ビールが出されますよね。

恐らく、1番有名なのがコレ。KIRIN「秋味」
かれこれ、今年で発売17年目になるそうです。
Photo_2

麦芽1.3倍なのに、価格は通常ビールと同じってことが良いですよね~♪


と思ってたら、今年はさらにっっ麦芽たっぷり1.5倍のが出ました!!!
サッポロ「贅沢モルト」
Photo_3

麦芽1.5倍なのに、お値段が通常ビールと同じ(うちの近所のスーパーでは)♪
超お得~うまい!

って、ちょっと待って。

「はい、質問っ!これって麦芽を通常より多く使ってるビールだけど、プレミアムビールじゃないの??」

麦芽は通常より多めだけど・・・考えてる顔
価格は通常と同じで・・・考えてる顔
プレミアムビールとは書いてないけど・・・考えてる顔

というか、、、、、、

「ビールとプレミアムビールの境界線ってどこ?」

その答えは>>>>ここに?

実は、プレミアムビールには明確な定義が存在していません。

例えば、サントリーはプレミアムビールの市場動向調査において『定番ビールよりも店頭での実勢価格が高い商品の「ザ・プレミアム・モルツ」「エビス」などをプレミアムビールと定義します』としています。

また、2007年5月15日の読売新聞のプレミアム商品について書かれた記事では、プレミアムビールについて『明確な定義はないが、麦芽やホップなどの原料や製法にこだわり、価格も一般のビールより1~2割程度高い商品を指す』としています。

そんな中、日本地ビール協会より興味深いアンケート調査結果が発表になりました。
__________________________

9月7日 BusinessMedia誠

 発泡酒、第3のビールなど商品の多様化が進むビール市場で、好調なのが「プレミアムビール」だ。各社から新製品が出ているが、一般に、通常のビールよりも数十円高い値段で販売されていることが多い。

 日本地ビール協会によれば、実は、プレミアムビールの明確な定義は存在していないという。それでは、ビール好きは何をもってプレミアムビールと通常のビールを分けているのだろうか?

 日本地ビール協会は、プレミアムビールに関するアンケートを実施した。同協会発行のメールマガジンの会員382人が回答し、インターネットで調査した。調査期間は9月1日~9月4日まで。

プレミアムビールの認識は味覚よりも目で見える部分

 レギュラービールとプレミアムビールの違いについて、「まあ分かっている」が最も多く58.9%、次いで「あまり分かっていない」19.9%、「よく分かっている」14.1%、「全く分かっていない」7.1%だった。7割以上の人が2つのビールの違いを理解しているという結果が出た。

 プレミアムビールと他のビールとの違いは(3つまで選択)、「メーカーがプレミアムとして売っている」が23.8%で最も多かった。次いで「高い」が22.8%、「麦芽100%」18.0%、「製法」13.8%「原料」11.9%だった。

 ビールを飲む側は、レギュラービールとプレミアムビールの違いについて、原料や製法へのこだわり、味といったポイントよりも、「プレミアムビールとして売っている」「価格」などの“目に見える違い”で、プレミアムビールかどうかを認識していることが分かる。

記事全文はこちら▼
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0709/06/news137.html

___________________________

 地方のお土産ものとしてのイメージが強い地ビールですが、本来地ビールは各地方で造られている小規模の手造りビールです。
 大半の地ビールは麦芽100%であるのはもちろんのこと(サンクトガーレンのビールはもちろん全て麦芽100%です!)、原料選びから製造工程に至るまで、ビール職人が徹底してこだわった小規模の手造りビールです。

 プレミアムビールと冠したビールがプレミアムビールとして認識されるならば、私は敢えて宣言したいと思います。地ビールもプレミアムビールであると。

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