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2007年10月17日 (水)

ビアテイスター


今週末、ビアテイスターの試験が行われますね。
私も3年前(だったかな・・・)にビアテイスターの資格を取得しています。
受ける方、がんばって下さい。

■ビアテイスターについて

 “ビール = 日本の大手メーカーのビール”と思っている方は多いと思いますが、ビールのスタイル(種類)でみるとそのほとんどは「ピルスナー」という同じ種類に属します。そのため、現在世界には約85種類ものビールがあるのに、多くの日本人は「ピルスナー」以外のビールに馴染みがありません。

 1994年の【地ビール解禁】以降、地ビール会社は各地で大手がつくっていないような様々なスタイルのビールをたくさん世に送り出しています。そのため、それぞれのスタイルの正しい知識、評価が出来る人材の育成を目的として1995年に日本地ビール協会が「ビアテイスター」の認定講習会を立ち上げました。

 ビールはそれぞれスタイルによって見た目、香り、味が異なります。その基準は「ビア・スタイル・ガイドライン」に定められており、ビアテイスターはそこに定められているそれぞれのスタイルの大まかな特徴を把握することが求められます。


■大手メーカービールと地ビールの比較  ~ビア・スタイル・ガイドライン一部抜粋~

●ピルスナー ・・・ 日本の大手メーカーのほとんどのビール
ほとんどのビール色合いは、麦わら色からゴールドの範囲。ボディはミディアム。米、コーン、小麦、その他の穀類や糖類などの副原料が使われることが多い。苦味は、低レベルから中レベルの範囲。ホップの香りは弱い。モルトの香り、甘味が感じられるのはいいが、目立ってはならない。

アルコール度数:4~5%
ビタネス・ユニット:17~30 IBU  
※苦味の単位。大きいほど苦い
色度数:3~4 SRM   ※色の濃淡の基準。数値が大きいほど色が濃い

●ペールエール ・・・ 地ビールに多いスタイル
色合いは、ゴールドからライト・カッパー(薄い銅色)の範囲内にあること。ボディはミディアム。この種類の大きな特徴は、ホップの香りが著しく際立ち、苦味も際立っていること。モルトの香り、甘味は低レベルでなければならない。

アルコール度数:4.5~5.5%
ビタネス・ユニット:20~40 IBU
色度数:4~11 SRM 
_____________

 地ビールに多く見られる「ペールエール」というスタイルは、日本の大手メーカーの造るビールよりも総じて、アルコールが若干高く、苦味も強く、色も濃いことがわかります。
よく「地ビールは味が濃い」と言われるのはこのためでしょうね。

 私たち、ビアテイスターは1人でも多くの人に「ピルスナー」=ビール という固定観念を捨て、多種多様なビールが存在することを知ってほしいと願い活動をしています。しかし、それは決して大手メーカーのビールを否定するものではありません。

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