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2008年7月10日 (木)

「苦い」を「うまい」と感じるか?

「ビールは苦い」誰もがビールを最初に飲んだ時の正直な感想ではないでしょうか?

「ビールが嫌い」という人は、たいてい「あの苦味が嫌」と言います。
(ちなみに、ビールの嫌われる要因の第1位は苦味、第2位は炭酸です)

実は苦味って嫌われて当然なんです。

味覚は大きく分けると、甘味・辛味・酸味・苦味・うま味の5種類に分けられます。
その中で、酸味と苦味は人間が本能的に避ける味とされています。

古来より酸味は腐敗した食物の味、苦味は毒の味とされており、「食べたら危険」というシグナルが刷り込まれているらしいのです。
特に、子供はそれらの反応が正直です。おもちゃの細かい部品(飲みこんだら危険)に、苦味成分が塗られているというのは有名な話。

もし、人間が生まれながらに酸味や苦味を「美味しい」と感じる体質だと、腐ったもの、毒物でも平気で食べてしまって危険ですよね。

では、なぜ私たちは「ビールを美味しい!」と感じるようになったのか?

それについて、料理通信のブログで原稿を書きました。
興味のある方はつづきを読んでみて下さい>>>ランキングもね

http://trippa.cocolog-nifty.com/ambassador/2008/07/index.html#entry-52870732

料理通信のアンバサダーとして、毎月1回ブログを書いています。
第1回の記事 「モルトの高騰より深刻なこと」 はこちらより▼
http://sweetsbeer.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_68ea.html

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“超私的”ビール解説」カテゴリの記事

コメント

>tipplerさん
はじめまして!コメントありがとうございます。

苦味は習慣的に取り続けると、どんどん強いものを欲していく傾向があるようですよ!

私はビールの苦みは未だにあまり得意ではないのですが(地ビール会社の広報なのに)、コーヒーの苦みは大好きで、昔はただのブラックで良かったのが、今はエスプレッソくらい苦くないと物足りない(笑)!

また「食通の人(食にこだわりのある人)は苦味の強いものを好む傾向がある」という記事も読んだことがあり、単純にストレスだけとは言えない部分もあるんですよ。
味覚って本当に不思議です。。。

投稿: みき@サンクトガーレン | 2008年7月10日 (木) 17時46分

こんにちは。
人間が本能的に避ける味なんですね。僕はその苦味が結構好きで、ビールはもちろん、緑茶やコーヒーなども苦いものが好きです。味覚障害なんでしょうか・・・。
不安になったので、「『料理通信』アンバサダーブログ」の方も読ませていただきました。
「人間はストレスを受けると苦味の感受性が弱くなり・・」ということは、僕はストレスを受けやすい環境にいるからなのかもしれませんね。勉強になりました。
ちなみに、「苦い」が「うまい」に変わった 僕のXデーは、20歳のときだったように思います。

投稿: tippler | 2008年7月10日 (木) 17時25分

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