オレンジを丸ごと使用するときに注意すること
サンクトガーレンは、4月14日のオレンジデーに“幻のオレンジ”使用のビール「湘南ゴールド」を発売致します。 「湘南ゴールド」ビール詳細
湘南ゴールドというオレンジは2006年に発売を開始したばかりで、まだ生産量が少なく、売場に出れば即完売。入手が困難な稀少オレンジです。
「湘南ゴールド」オレンジ詳細
前回の日記に書きましたが、このビールには「湘南ゴールド」の最大の特徴である“華やかな香り”を最大限に活かすため、果実の皮も果汁も丸ごと使用しています。
しかし、オレンジの皮は華やかな香りとともに、独特の苦味も合わせ持っています。
(マーマレードの苦みを連想してもらえれば良いかと思います)
正確に言うと、皮の表面のオレンジ色部分に香りが、その内側の白い部分に苦味があります。
白い部分のみを除いて使えれば1番良いのですが、一体となっていてそれが困難です
だからと言って、そのまま普通にビールをつくるととっても苦いものになってしまいます
それで、帳尻を合わせるために、ある部分で調整をしています。
ビールの苦みの基になっているホップ(ビタリングホップ)の使用を減らしているのです。
これがホップ▼
ホップにはビールの香り付けに使われるアロマホップと、
苦味付けに使われるビタリングホップがあります。
ホップについてさらに詳しくはこちら▼
http://sweetsbeer.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/yokohama_xpa_b79f.html
このビールのアロマホップには、柑橘系の香りが特徴のカスケードホップを。
ビタリングホップには、チノックという品種を使用しています。
ビタリングホップの使用量を減らすことで、湘南ゴールドの皮の苦みを活かしています。
トータルとして苦みは軽快(穏やか)で、オレンジの皮をかじったようなほろ苦さが後に残ります。
多くのフルーツビールと同じような完成したビールに果汁を足す方法だったら、
こんなことは気にしなくて良いのですが、
ビールの発酵前の麦汁に果物を加えるからこその悩み&工夫です。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ インターナショナル・ビアコンペティション08のフルーツビール部門で頂点(金賞
)に輝いた
「湘南ゴールド」ビールの公式HPはこちら
http://www.sanktgallenbrewery.com/beers/shonan09.html
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が可能です
http://www.sanktgallenbrewery.com/shop.html
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