【父の日ビール】できるまで ~仕込み風景~
いよいよ6月2日より、全国のサンクトガーレン取扱い店で父の日ビールの発売が開始になりますヽ(´▽`)/
オンラインショップでご予約を頂いている分の出荷準備も急ピッチで進んでいます!
父の日ビールのできるまでを簡単にご紹介します。
ビールの主原料は、麦芽・水・ホップ・ビール酵母の4つです。 麦芽(モルト)を砕く 麦芽
金は2種類の麦芽、黒は5種類の麦芽をブレンドして使用しています。
麦芽は硬い殻で覆われているので、それを砕くことで中の糖分を抽出しやすくするのです。 麦汁(ばくじゅう) をつくる 麦芽+水(お湯)
砕いた麦芽を糖化釜に移します。
そこにお湯を噴射し、麦芽の糖分を湯に溶かし出します。
※お茶っぱにお湯を注ぎ、お茶を抽出するようなイメージです。
お湯の温度と噴射量を微調整しながらの作業です。
つくるビールの種類はもちろんのこと、季節や天候によっても微妙にお湯の温度や、お湯の噴射の速度を変えます。この微妙な調整は、職人の経験とカンが頼りです。
ボタン一発でお湯の温度と噴射量の設定ができるようにオートメーション化されていないので、温度計と流量計とにらめっこしながらの作業です。
この工程中は絶対にタンクから離れることはできません。
これで出来るのが、ビールのベースとなる麦汁(ばくじゅう)です。 ホップを投入 麦芽+水+ホップ
麦汁の濃い部分だけを隣の煮沸釜に移動し、沸かします。
↑左側が麦汁をつくった糖化釜で、右が煮沸釜です。
そこにホップを投入します。
ホップはビールの苦みと香り付けの役割があります。
ホップは通常、3回に分けて投入します。
1回目:苦味付け(ビタリングホップ)
2回目:フレーバー付け(飲んだ時に鼻に抜ける香り)
3回目:香り付け(アロマホップ) ビール酵母を投入 麦芽+水+ホップ+ビール酵母
煮沸してホップを投入した麦汁を今度は発酵タンクに移します。
これでタンクの移動は3つめです。
麦汁をつくる糖化槽→沸かしてホップを投入する煮沸釜→発酵タンク
沸かした熱々のままだとビール酵母が死んでしまうので、ビール酵母が活動しやすい温度にまで冷ましながら移動させます。
そのときに、ビール酵母が活発に活動できるよう十分な酸素を一緒に送りこんでやります。この酸素は滅菌済みのもので、病院などで使用されているものと同じです。
これから数日間かけて、麦汁の糖分がアルコール分と炭酸(CO2)に分解され、ビールの完成です。
写真に写っている人物は全て、当社の社長兼ブルマスター(ビール醸造責任者)の岩本伸久です。
当社のビールは全て、社長自らが第一線でつくっています。
恐らく日本全国のビール会社の中で、社長自らがビール造りを行っている会社はほとんどないと思います。
だからビール造りへの想い、情熱、こだわりはどこの会社にも負けません
このブログは2つのランキングに参加しています▼
酒ブログランキング 人気ブログランキングへ
コネタマ参加中: 父の日に何を贈る? 予算はどのくらい?
そりゃあ・・・もちろんコレ贈るでしょう。笑
・‥…━━━ ★・‥…━━━ ★・‥…━━━ ★ 父の日、御中元に、、、
一升瓶ビール 発売
祝★OPEN サンクトガーレン直営
【父の日ビールショップ】
http://sanktgallen.shop-pro.jp/
全て送料込・代引き手数料無料
・‥…━━━ ★・‥…━━━ ★・‥…━━━ ★
| 固定リンク
「父の日ビール」カテゴリの記事
- ■一升瓶ビール・感謝の生(小瓶)の店頭販売店(2010.06.04)
- 【父の日ビール】一升瓶ビールの瓶詰め風景(2009.05.31)
- 【父の日ビール】瓶詰め中(飲み切りサイズ)(2009.05.31)
- 【父の日ビール】できるまで ~仕込み風景~(2009.05.31)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント