« 本日より出荷再開 【YOKOAHMA XPA】 | トップページ | ココア+エスプレッソ »

2009年9月 9日 (水)

がしがし、ぷしゅーぷしゅー

Dsc01416_3

できたてのYOKOHAMA XPAを瓶詰め中。

サンクトガーレンの瓶詰め機はビールを詰める前にプシュー、プシューっと2回深呼吸します。

これは“ダブルプリバックシステム”の瓶詰め機を使用しているためで、
瓶詰め前にプシュー、プシューっと瓶内に2回真空状態をつくります。

これで、瓶内をほぼ無酸素の状態にし、ビールの劣化の原因の1つである“酸素”を極力取り除きます。

このシステムはかなり高価なため、地ビール業界内でこのシステムを使っているところはそう多くありません。

ただ、ビールそのものの中にもわずかながら酸素が含まれているため、完全な無酸素状態でお届け!とまではいかないのです。。。。

基本的に大部分のビールはタンクから出た時点から“劣化”と闘わなくてはいけません。

もちろん、大手メーカーの缶ビールも瓶ビールも例外ではありません。

だからさっきの日記にも書いたように、ビールは賞味期限内であっても早めに飲んだ方が美味しいのです。地ビールに限らず、大手の缶ビールもです。



ただ、これにも一部例外があって、瓶内2次発酵をしているビールは話が別です。

サンクトガーレンのビールでは、唯一バーレイワイン「エルディアブロ」が瓶内2次発酵製法を行っています。

※注意※ 無濾過で酵母が残っているビール瓶内2次発酵をしているビール


瓶内2次発酵をさせる場合は、1次発酵の終わったビールに
新しく新鮮で元気なビール酵母と、その酵母が食べるための糖分を入れてあげないといけません。

2次発酵をしている瓶内では

 糖分 → ビール酵母が食べる → 炭酸とアルコール分に分解

なので、瓶内は炭酸(C02)で満たされることになります。


それによって、2次発酵製法のビールは栓を開ける瞬間まで(瓶内のビールが空気に触れる瞬間まで)弱い発酵を続け、熟成という素晴らしい変化を遂げます。


瓶内2次発酵製法は大変手間と時間のかかる工程なので、日本のビールで瓶内2次発酵製法を行っているものは(私の把握している限り)数えるほどしかありません。

だから、基本的に日本のビールは買ってすぐ飲んだ方が美味しいですよーヽ(´▽`)/


 ビールの最新情報満載のブログランクング
酒ブログランキング 人気ブログランキングへ


・‥…━━━・‥…━━━・‥…━━━   

 工場は今、何してる? Twitterでつぶやき中
http://twitter.com/mikiSanktGallen


■ 黒糖スイートスタウト4島飲み比べシリーズ 新発売<数量限定>
ネットショップ>Click 販売店>Click 飲める飲食店>Click

Photo
 


■ 
サンクトガーレン新工場外観を公開
Click


■ 
今年のブルワリー開放デー9月12日(土)に開催決定 
詳細ページ>Click 申込不要ですが参加表明頂けると嬉しいです。


 サンクトガーレンイベント出店情報(秋編)総チェック
http://sweetsbeer.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-f41b.html



■ 間近! 贅沢パスタとビールをお得に楽しむ〆パスタセット
http://shop.ikyu.com/shMain/shItemDtl.asp?shopId=500374&itemNo=10010172






|

« 本日より出荷再開 【YOKOAHMA XPA】 | トップページ | ココア+エスプレッソ »

YOKOHAMA XPA」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: がしがし、ぷしゅーぷしゅー:

« 本日より出荷再開 【YOKOAHMA XPA】 | トップページ | ココア+エスプレッソ »