バーレイワイン(麦のワイン)を美味しく熟成させるため、押さえておきたい4点
間もなく解禁のバーレイワイン「エル・ディアブロ」は5年間の超長期熟成が可能な
珍しいビールです。
ただ…熟成と劣化は表裏一体。
上手に熟成させるには少しポイントが。
もともとビールは、やや酸性の飲み物で若干の酸味をもっています。
良い状態のビールは甘みや苦みとのバランスとうまく調和して
その酸味が目立つことはないのですが、
劣化したビールでは苦みや甘みとのバランスが崩れ、酸味が全面に出てきます。
本来、麦のワインことバーレイワインはうまく熟成させると
ドライフルーツのような複雑味を帯びた甘みが出てきます。
しかし、熟成に失敗し、劣化してしまうと…(以下略
数年後、麦のワインを開けて飲んだときに素晴らしい熟成を遂げた味わいへと
変化しているよう、熟成のポイントを4点ほど。
<長期熟成ビールを美味しく熟成させるため、押さえておきたい4点>
① 保存は絶対冷蔵庫!!そもそもサンクトガーレンのビールは全て要冷蔵!
ワインセラーでは温度が高すぎます。
短期保存はともかく、長期保存の場合は野菜室も避けたほうが良いです。
もちろん、床下倉庫もNGです。
② ビールは日光の光はもとより、冷蔵庫などの
電気の光も劣化の原因に。
そのため、ドアの開け閉めの際に光の影響を受けやすい、
前のほう(牛乳などを入れているあたり)は避ける。
瓶の周りに新聞などを1枚巻きつけて光を避けてやると、さらにGood。
③ ビールにストレスとなる温度の変化を極力与えない。
そのため冷蔵庫の開け閉めで温度が変わりやすい前のほう
(牛乳などをいれているあたり)は避ける。
④ 瓶は立てて保存。
王冠の金属部分にビールが触れることがあまり好ましくありません。
こんな感じで新聞1枚を巻きつけて、冷蔵庫の奥のほうにそーっと立てて
おけばOKです!こんな感じで↓
ビールのようにアルコールの低いお酒は、なんでもかんでも熟成する訳では
ありません。むしろ、熟成するもののほうが珍しいです。
普通のビールを熟成させても美味しくなりません。
と言いますか、普通のビールは熟成しません。劣化するのみです。
サンクトガーレンのビールで熟成が楽しめるのは、このバーレイワインと、
バレンタイン限定チョコビール「インペリアルチョコレートスタウト」だけです。
他は新鮮なうちに、早く飲んだほうが美味しいです。
他社のビールで熟成できるかどうか迷ったら、
自分で判断せずに製造元に確認するのが1番です。
製造元のアドバイスに添って早く飲んだほうがよいものはお早めに、
熟成できるとうたわれているビールは上記のポイントを参考にしてみてください。
熟成用ビールで冷蔵庫が一杯!という方「もう1台買う」という選択もあり??
▼これは安い!地ビール専用冷蔵庫にいかが?
http://sweetsbeer.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-b1a1.html
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