間もなく解禁!ディアブロの瓶詰め風景公開
バーレイワイン「エル ディアブロ2011」いよいよ明日17日解禁です。
ネットショップ分はすでに完売しておりますので、
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ディアブロはシャンパンと同じ瓶内2次発酵製法で仕上げています。
そのため1本、2本、3本、4本、5本・・・・6,000本すべて手詰めです!!!
その手順を簡単に解説します。
①まず1次発酵の終わったビールから、ビール酵母をすべて取り除きます。
ディアブロはアルコールのとても高いビールのため、
通常のビールと比べてビール酵母たちにとっては重労働。
疲れ果てて、働きの弱くなったビール酵母達は取り除き、
②代わりに新鮮で元気なビール酵母と、麦汁(ビール酵母のご飯)を投入します。
そうすることで、これから詰めるボトル内で2次発酵が行われます。
(発酵…ビール酵母が麦汁の糖分を食べて、アルコール分と炭酸ガスに分解する工程)
これはシャンパンでも行われている工程です。
③瓶詰めの方法も、他のビールとはちょっと異なります。
通常、ビールの瓶詰めは炭酸ガスによってビールを押し出して行いますが、
ディアブロでは炭酸ガスは一切使用せず、最も原始的な方法で詰めていきます。
原始的ということは、シンプルである代わりに、人の手と時間がかかります。
後ろのタンクがディアブロの眠るタンク。そこからつながっている手前のガラス棒が
瓶詰めのノズルです。中の琥珀色の液体はもちろんディアブロ。
④通常ビールは炭酸ガスを利用して詰めますが、ディアブロの瓶詰はもっとシンプル!
炭酸ガスは使用せず、ガラスの管を瓶底に押しつけてただ流し込入れるだけ。
大きなボールペンを想像してもらうと良いかもしれません。
ボールペンは紙に先端の小さなボールを押しつけることでインクが出てきます。
それと同じです。
⑤ビールは瓶から溢れるまで入れます(少しもったいないけど・・・)。
そうすることで瓶内の空気を押し出します。
⑥その後間髪入れずに打栓!もちろんこれも手作業!
※ボトルの外側に傷が!?※
ディアブロのボトルの外側に小さな傷が付いているものをよく見かけると思いますが、
それはこの打栓の際にできたものです。打栓機がボトルを挟み込む部分は鋭利になって
おり、どんなに気をつけても小さな傷ができてしまうことは避けられません。
その傷は1本1本手詰めした証です。何卒ご理解、ご了承ください。
⑦完成。水に付けて回りのビールを流します。
いっぱいのディアブロ。
上記工程は2人組(たまに1人…)で行います。
1人がひたすら瓶に詰め、1人がひたすら打栓。
手作業なので、だいたい1日1000本ペースで1週間を費やします。
右の人がひたすら打栓。左の人がひたすら瓶詰め。
何回撮っても、どっちかがぶれちゃう。。。
それだけ速いスピードでやっているということです。
もちろん、その後のラベル貼りも手作業です。
上記工程を経て、間もなく皆様のお手元へ。もう、すぐです!
ちなみに、樽生のディアブロも樽内2次発酵で仕上げています。
2次発酵仕上は最終的に入れた容器の中で発酵→仕上げとなるため、
最終的に入れた容器の大きさや素材によって味わいに変化が見られます。
ボトルと樽では大きさが違いますし、ガラスとステンレスで形状も異なります。
ですので、機会があったらぜひ
樽生のディアブロとボトルの樽生を飲み比べてみてください!
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