「あなたが飲んでいるビールは、世界に存在するビールのたった1種類かもしれない」ことが一目で分かる図
面白いビールのインフォグラフィック(※)を見つけたのでご紹介します。
(※情報を整理して視覚的に表現した図のこと。1番身近な例は電車路線図)
真ん中のビールからクモの巣状に広がっている○はビールの種類。
ビールにはとてもとても沢山の種類が存在すること、その関係性を理解するのに役立ちます。
そして、衝撃的なことに・・・
ほとんどの日本人が飲んでいるビールは、この内のたった1種類です。
下図の赤○が日本の大手メーカーが造っている主要ビールの種類です。
プレミアムモルツ、1番搾り、黒ラベルも、この図に集約すればたったの1種類にしかすぎません。
ケーキで言えば資生堂パーラーのショートケーキか、不二家のショートケーキか、コージーコーナーのショートケーキか、ということ。
使っている苺の種類や製造工程は3つとも違うでしょうし、それで多少味の違いはあるでしょうが
結局は同じショートケーキなんです。
そして一方、黄○が我がサンクトガーレンの造っているビールの種類です。
サンクトガーレンの造っているビールが、日本の大手ビールとは全く違うものだということが分かります。
上と同じようにケーキで例えるならサンクトガーレンの造っているものはチョコレートケーキとか、モンブランとか、チーズケーキ。
ショートケーキと同じケーキではあるけれど、もはや全く違うものなんです。
さらにこの図からは日本の大手メーカーとサンクトガーレンの造っているビールを含めても、
多数存在するビールの種類の4分の1にも満たないことが分かります。
日本各地に存在する地ビール会社は、大手ビールが造っていないようなバラエティ豊かな
ビールの数々を製造・販売しています。
それらを全て合わせれば恐らくこの図の4分の3はカバー出来るのでは、と思います。
“大手ビールが嫌い=ビールが嫌い”というのはもったいない!
日本の大手ビールが造るビールは、ビールのほんの1種類に過ぎないのですから。
ネタ元はこちら 他のビールに関するインフォグラフィックも紹介しています
ビールには物凄い種類があることが一目で分かる図(インフォグラフィック)
また、この記事を読んで地ビールを飲んでみたい!と思った方にお薦めの情報
→ 都内を中心に地ビールの樽生が飲める店情報【ビール処MAP決定版】
→ 日本各地で行われる【2012年、12大ビールフェスティバル情報】まとめ
3/8 18:30追記
日本の大手ビールを種類に分類する際、ジャーマンピルスナーかボヘミアンピルスナーかで意見が分かれることが多いのですが、
最近ではそのどちらでも無く「ヨーロピアンピルスナー」という種類に分類される、とする流れのようです。ビアスタイルガイドラインの
“ 米、コーン、小麦、その他の穀類や糖類などの副原料が使われることが多い。”という表記も日本のビールによく当てはまります。
上記を踏まえ、表の赤丸位置を訂正しました。また、1番左下の「DRY BEER」にスーパードライが入っていますが“スーパードライは
スーパードライという種類のビールだ”という言葉が業界内にあるほど、世界的に見て特殊な位置付けなので割愛します。
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