サンクトガーレン史上最苦ビール「インペリアルIPA」限定醸造
サンクトガーレンでは毎年初めに受付を募集し、1年にわたって毎月異なるビールをお届けする頒布会を行っています。
(来年のお申し込みを狙っている方はサンクトガーレンメルマガへのご登録をお薦めします)
▼今年は約250人の方に頒布会をお楽しみ頂いています(出荷直前の様子)
今月の頒布会は、頒布会のための限定醸造ビールB-IPAとインペリアルIPA。
B-IPAは2010年の頒布会に初登場。好評につき、以降の頒布会でも毎年登場していますが
インペリアルIPAは今回初登場!さて、インぺリアルIPAってどんなビール?
■ まず「IPA」とは? India Pale Ale/インディアペールエール
インドがまだイギリス領であった頃、イギリスからインドにビールを送る際には半年もの長い航海が必要でした。
冷蔵庫の無い船での長い航海の末、ビールが着く頃には大半のビールは腐敗して飲めない状態。
そこで長期間の輸送に耐えられるよう、アルコールを高め、雑菌繁殖を抑えるホップを
大量に投入したビールが造られました。それがIPAです。
ホップは防腐効果の他、ビールに苦味と香りを与えます。
そのためIPAは少し強めのアルコールと、強力な苦味、華やかな香りが特徴となっています。
サンクトガーレンでは YOKOHAMA XPA がIPAスタイルのビールです。
XPAは、昨年冬イギリスで開催された「ワールド・ビア・アワード2011」IPA部門でワールドベスト(世界一)に輝いています。
■インペリアルIPA(インペリアル アイピーエー)とは?
ダブルIPA、I2PAとも言われるスタイルです
“インペリアル“は、原材料を通常より多く用いたアルコールの高いスタイルのビールに冠されます。
つまり「インペリアルIPA」は通常のIPAよりも、アルコール・苦味・ボディが数段階パワフルになったタイプのビールです。
(サンクトガーレンでいえばXPAの苦味・アルコール・ボディをパワフルにしたビールです)
今回サンクトガーレンの造ったインペリアルIPAは…
▶ サンクトガーレン内で1番シンプルなビール「ゴールデンエール」の2倍以上の原材料を使用(濃厚!)
▶ アルコール度数は8% (大手ビールは約5%なので、1.6倍)
▶ 苦味数値 IBUはサンクトガーレン史上最も高い97!!!!
→大手ビールの4倍以上の苦味(大手ビールのIBUは20前後とされています)
→サンクトガーレンのレギュラービール内で最もIBUの高い「YOKOHAMA XPA」の約2倍
▶ 8種類ものホップを使用
→ビタリング(苦味付け)使用ホップ:チャレンジャー、コロンバス(トマホーク)、HBC、シムコー、カスケード、アマリロ
→アロマ(香り付け)使用ホップ:HBC、センテニアル、シトラ、シムコー、アマリロ
特に今回使用しているHBCホップはアメリカで2011年に生まれた新種ホップで、未だ醸造関係者でも
現物を手にとったことがある人が少ない稀少ホップです(日本では4社しかこのホップが入手出来ていないそうです)。
高いアルファ酸を持ち、ホップメーカー曰く柑橘類・スイカのようなアロマをもつホップとのこと。
実際に嗅いでみると柑橘系の爽やかな香りよりも、南国のフルーツを思わせるトロピカルな甘い香りが印象的です。
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