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2012年7月28日 (土)

サンクトガーレン史上最苦ビール「インペリアルIPA」限定醸造

サンクトガーレンでは毎年初めに受付を募集し、1年にわたって毎月異なるビールをお届けする頒布会を行っています。
(来年のお申し込みを狙っている方はサンクトガーレンメルマガへのご登録をお薦めします)

▼今年は約250人の方に頒布会をお楽しみ頂いています(出荷直前の様子)

頒布会の荷造り完了(`_´)ゞ

今月の頒布会は、頒布会のための限定醸造ビールB-IPAインペリアルIPA

B-IPAは2010年の頒布会に初登場。好評につき、以降の頒布会でも毎年登場していますが
インペリアルIPAは今回初登場!さて、インぺリアルIPAってどんなビール?


■ まず「IPA」とは?   India Pale Ale/インディアペールエール

インドがまだイギリス領であった頃、イギリスからインドにビールを送る際には半年もの長い航海が必要でした。

冷蔵庫の無い船での長い航海の末、ビールが着く頃には大半のビールは腐敗して飲めない状態。

そこで長期間の輸送に耐えられるよう、アルコールを高め、雑菌繁殖を抑えるホップを
大量に投入したビールが造られました。それがIPAです。

ホップは防腐効果の他、ビールに苦味と香りを与えます。
そのためIPAは少し強めのアルコールと、強力な苦味、華やかな香りが特徴となっています。

サンクトガーレンでは YOKOHAMA XPA がIPAスタイルのビールです。
XPAは、昨年冬イギリスで開催された「ワールド・ビア・アワード2011」IPA部門でワールドベスト(世界一)に輝いています。

ワールドベストビアアワード受賞 YOKOHAMA XPA

■インペリアルIPA(インペリアル アイピーエー)とは?
ダブルIPA、I2PAとも言われるスタイルです

“インペリアル“は、原材料を通常より多く用いたアルコールの高いスタイルのビールに冠されます。

つまり「インペリアルIPA」は通常のIPAよりも、アルコール・苦味・ボディが数段階パワフルになったタイプのビールです。
(サンクトガーレンでいえばXPAの苦味・アルコール・ボディをパワフルにしたビールです)

今回サンクトガーレンの造ったインペリアルIPAは…

サンクトガーレン内で1番シンプルなビール「ゴールデンエール」の2倍以上の原材料を使用(濃厚!)

アルコール度数は8% (大手ビールは約5%なので、1.6倍

苦味数値 IBUはサンクトガーレン史上最も高い97!!!!
  →大手ビールの4倍以上の苦味(大手ビールのIBUは20前後とされています)
  サンクトガーレンのレギュラービール内で最もIBUの高い「YOKOHAMA XPA」の約2倍

8種類ものホップを使用
 ビタリング(苦味付け)使用ホップ:チャレンジャー、コロンバス(トマホーク)、HBC、シムコー、カスケード、アマリロ 
 アロマ(香り付け)使用ホップ:HBC、センテニアル、シトラ、シムコー、アマリロ

特に今回使用しているHBCホップはアメリカで2011年に生まれた新種ホップで、未だ醸造関係者でも
現物を手にとったことがある人が少ない稀少ホップです(日本では4社しかこのホップが入手出来ていないそうです)。

今月の頒布会のオマケは新種ホップHBCです!未だ日本で4社しか入手出来ていないという稀少品です

高いアルファ酸を持ち、ホップメーカー曰く柑橘類・スイカのようなアロマをもつホップとのこと。
実際に嗅いでみると柑橘系の爽やかな香りよりも、南国のフルーツを思わせるトロピカルな甘い香りが印象的です。

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