大麦のワイン(バーレイワイン/悪魔)と、小麦のワイン(ウィートワイン/天使)の違いを、分かり易く解説してみる
11月15日木曜日に解禁になる2つの麦のワイン、大麦のワイン(バーレイワイン/悪魔)と小麦のワイン(ウィートワイン/天使)。
この2つは、ビールでありながらワイン並のアルコール(約10%)をもち、ワインのように年単位での熟成が可能な点は共通しています。
異なるのは主原料となる麦芽。
悪魔は大麦麦芽が主原料で、天使は小麦麦芽が主原料。
「飲んだ印象はどう違うの?」という点を解説。
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大麦麦芽を主原料とした、大麦のワイン(バーレイワイン)は濃厚、かつ苦いのが特徴。
アルコール約10%のどっしりした超濃厚な飲み口で、その上さらに容赦なく苦いです。
(それが悪魔たる所以でもあります)
ビールの苦みの基になる“ホップ”を通常ビールの6倍以上も使用。
ホップはビールに苦みの基になるだけではなく、草原や柑橘を思わす華やかな香りをビールにもたらします。
そのため、大麦のワイン(バーレイワイン)は通常のビールとは比較にならないほどの濃厚さと、華やかな香り、重厚な苦味を合わせもっています。
苦味を現わす数値IBUは91。
日本の大手ビールのIBUが20前後なので、約4倍もの苦味をもっているこということです。
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小麦麦芽を主原料とした、小麦のワイン(ウィートワイン)は濃厚、でも優しいのが特徴。
アルコール約10%のどっしりした超濃厚な飲み口ですが、苦味はあまり感じずまろやかな飲み口。
(それが天使たる所以でもあります)
小麦は大麦と比べてたんぱく質が多いため、液に粘土が出て“とろみ”を感じます。
そのため、超濃厚ながらも、優しく柔らかな印象です。
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ちなみに通常ビール(サンクトガーレン内で1番ベーシックなゴールデンエール)、バーレイワイン(大麦のワイン/悪魔)、ウィートワイン(小麦のワイン/天使)の3つを比較すると以下のような感じです。
ぜひ、参考にして下さい。
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