はいっ!毎夏恒例のこの季節がやって参りました。
パークブリュワリー!
毎年テーマの変わるシェフ特製のアペタイザーと伴に、ここでしか飲めないサンクトガーレンのオリジナル樽生ビール2種が飲み放題という、ビール好きにはたまらないイベント。
しかも、会場が!新宿にある5つ星ホテル、パークハイアット東京!
ハイクラスなホテルがひしめく東京で、3本の指に入ると言われるラグジュラリーホテル。
いつもなら普段着で入るのは躊躇してしまうこのホテルに、ジーパンでも堂々と入れちゃう期間でもあります(笑)
会場は1階のデリカテッセン。ホテルのメインロビーを通らなくても、外から直通のドアで入れます。
天井が高く開放感抜群の店内席と、
噴水からの風が心地よいテラス席とがあります。
今回テラス席でパークブリュワリーエールでスタート。
繊細なベースに、大胆なホップ使い。一見相反する要素を綺麗にまとめたビールです。
ビール本来の原料しか使っていないのに、柑橘を加えているのかと思うようなフルーティーな香りが楽しめます。
今年の特製アペタイザーのテーマは“ドイツ”というこで、プレッツェルからスタート。
パークハイアット東京の副GMのトーマス氏の出身地がドイツなので、今回はその意見を取り入れたのだとか。
ここで2杯目。パークブリュワリー2013の新作(そして今年しか飲めない)シトラスアンバーエール!
不知火(シラヌイ)という柑橘を使ったビールです。
▼横のビルで仕事中の皆さん、ごめんなさーい(心の声)
聞き慣れないオレンジだと思いますが、下の写真のオレンジのことです。
お馴染の湘南ゴールドがフレッシュで爽やかな香りが印象的なのに対し、シラヌイは甘やかでジューシーな香りが印象的。
甘やかな香りを引きしめるように爽やかな酸味もはっきり感じます。
その酸味とのバランスを取るためビールには“カラメル麦芽”を用い、香ばしい甘味を引き出しました。
フルーツビールとしては珍しい琥珀色なのも、このカラメル麦芽に由来するもの。
▼実際にビールに使った果実。商標の関係でビールにこの名前を冠することが出来ません。
ビールからは、ジューサーで搾ったオレンジジュースのような香りをはっきりと感じます。
その次に感じるのはローストした麦芽の香ばしいコク、その次に柑橘の甘やかな風味、最後に爽やかな酸味が余韻に残ります。
ビールの苦味も、果実の皮由来のビターな苦味も、このビールには皆無。
個人の味覚の問題なので断言はできませんが、私はこのビールには殆ど苦味を感じません。
まるで大人のオレンジジュース。
ビール嫌いの人でもゴクゴクいけちゃうかもしれません。
そして、ジャーマンスタイルのメインプレート登場!
3種類のプロシュートに、白くフワフワの食感のソーセージ ヴァイスブルスト。
口直しにぴったりの野菜…と、割とボリュームあります。
で、この真ん中に鎮座する小皿。
オレンジ色の液体は、野菜につけて食べるサウザンドレッシングだと思ったんです。
それにしてはやけに量が多いなぁ…と。
ところが、野菜に付けて1口食べてみると・・・あれ?
チーズの味がする???というか、チーズ??濃厚で美味しい。
スタッフの人に聞いてみると「オバツダクリーム」というもので、チーズディップのようなものだそうです。
塩や味噌をなめながら日本酒をチビチビ楽しむように、このオバツダをなめながらビール数杯いけちゃいます。
買って帰ろうかと思ったくらい美味しかった(売ってないようです…)
今年は9月16日まで期間を拡大して開催中。
それぞれのビールを1杯500円で楽しむことも可能です。
ぜひ猛暑のひと時をパークブリュワリーで!
▶パークブリュワリー2013の詳細