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2013年2月10日 - 2013年2月16日

2013年2月13日 (水)

温度と味覚の関係 ~このビールは何度で楽しむのがお薦め?~

現在好評販売中のチョコビール、保存は要冷蔵ですが、飲む際には少し温めで楽しむことをお薦めしています。

少しぬるめのほうが、甘さ・香りを感じやすくなるためで、目安としては冷蔵庫から出して15~20分、温度で言うと13~15度程度です。

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温度と味覚の関係
※味覚には個人差があり一概に数値化出来ない部分も多々ありますので“一般的にそう言われている”という感じでお読みください。

甘味
体温に近いほど強く感じます(それより低温、高温だと弱く感じる)。
冷たいアイスクリームやジュースが、温くなるとやけに甘く感じるのはこのためです。

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甘口のデザートワインなどは冷やしたほうが甘さが適度に引き締まりますが、
逆に甘さを感じて欲しいチョコビールなどは少し温めで飲むほうがお薦めです。

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酸味
温度が高いと不快に感じる場合が多いようです。
酸味は温度の変化を受けにくいと言われていますが、低い温度では清涼感を与える酸味が、温度の上昇とともに不快に感じる方が多いようです。
酸味の強いものは低温での提供が良いと言えそうです。

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炭酸
冷たいほうが強く感じます(炭酸は冷たい液体に溶け込みやすいため)。
そのため“キリッと爽快感”をウリにしたビールやシャンパンは冷たいうちに、
逆に柔らかさを感じて欲しい濃色ビールは少し温めで飲んで頂くのが良いと言えます。


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香り
温度が高いほうが強く立ちやすい温度が低いと香りは落ち着いて、温度が上がるとだんだん香りが立ち上ります(温度が上がり過ぎると香りは飛ぶ)。

そのため、香りを楽しむクラフトビールは少し温めで楽しんで頂くと魅力が増すと言えるでしょう。

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塩味
温度が低いほうが強く感じると言われています。そのため、お弁当を作るときは少し薄味でつくったほうが、食べるときににはちょうど良いと言われています。

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苦味
一般的には低温のほうが苦味を強く感じると言われていますが、個人的にはある一定の温度をさらに下回ると苦味を感じにくくなるではないかと思っています。
例えばエクストラコールド。

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「エクストラコールド(-2℃で提供されるビール)はビールを極限まで冷やすことで苦味が感じにくくなり、ビールの苦味を嫌う若者に支持された」という分析があるからです。

実際私も、通常提供されたビールよりもエクストラコールドビールのほうが苦味を弱く感じます。
 
また、苦味は湿気や本人の精神状態にも左右される味覚で、湿気が多いと苦味を強く感じる傾向があり、ストレスを強く受けているときは苦味を弱く感じるとも言われています。

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ビールの適温については、Beer Study Groupのこちらの記事がとても参考になります。

この記事とうちのビールのラインナップを当てはめてみると、以下感じで楽しむのが良さそうです。

【4~7℃】冷蔵庫から出して直ぐ

【7~12℃】冷蔵庫から出して室温で5~10分
琥珀色のビール:ペールエールアンバーエールXPA

【12~14℃ 】冷蔵庫から出して15分程度

【14~16℃】冷蔵庫から出して20分程度
アルコールの高いビール:インペリアルスタウトバーレイワイン

もちろん「これが正解」という訳ではありませんので、あくまでご自分がビールを楽しむ際の参考まで。

また、これはあくまで飲む時の温度で、保存はどれも4℃以下で冷蔵が必要ですので、ご注意を。

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