あつぎ鮎まつり初日終了と、クラフトビールブームという言葉に感じる違和感
あつぎ鮎まつり、初日終了しました。
白ぶどうエールのために厚木まで足を運んで下さったお客様、朝からたっぷり時間をかけて全種制覇して下さったお客様、スタンプカードでゴールを迎えたお客様もいらっしゃいました。本当にありがとうございます!
今ではこんなに多くのお客様に飲んで頂けるようになりましたが、10年くらい前、私がサンクトガーレンに来たばかりの頃は、あつぎ鮎まつりに出店しても毎年閑古鳥がないているような状態でした。
あまりにも売れなくて出店したほうが赤字になると、出店自体を取り止めた年があったほど。
ある年に思い切って価格を大手ビールと同じ400円に下げてみました。
そこから流れが変わりました。
テントの内でお客様を待つだけではなく、店頭で呼び込みをするようにしてみました。
目立つように看板をつくり、夜でも分かりやすくするために照明を入れました。
選びやすくするため敢えてゴールデンエールと ブラウンポーターしか用意していなかったラインナップを、フルラインナップで揃えるようにしました。
足を止めて下さる方が増え、トライして下さる方が増え、そこから好きになって下さる方が増え、毎年着実にお客様が増えていくのを感じました。
サンクトガーレンだけでの話ではありません。各地のメーカーさんもそれぞれの場所で同じような道を辿ってきたはず。
業界内に“クラフトビールブーム”という言葉に違和感を感じている人が多いのは、きっとそういうこと。
実はつい最近までそのときの名残で厚木のお祭ではビールを400円で販売していました。
明日(もう今日ですね…)も10~18時、厚木中央公園に出店しています!
例年日曜日は花火大会で大混雑した土曜日とは違い、ゆったりした雰囲気になります。
白ぶどうエールもまだ大丈夫ですので、お近くの方はぜひ!
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