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2016年12月

2016年12月23日 (金)

【バラのリンゴ】ホットビールの作り方

クリスマスにお薦めの、見た目も華やかなバラのリンゴのホットビールの作り方をご紹介。

参考にしたのは、こちらの記事。これをビール版にアレンジしました。
素敵な女子力アピール!?りんごをこうしてこうして…紅茶を注げば素敵なローズティーに!

用意するもの。リンゴ半分。砂糖ティースプーン1杯分くらい。アップルシナモンエール

まずはリンゴを薄くスライスします。バラ1個に8~10枚くらいが目安です。

平皿にスライスしたリンゴを広げてティースプーン1杯分くらいの砂糖を振りかけます。

それを電子レンジにかけます。600Wで2分くらいが目安。

バラの形をつくっていきます。まずは小さめのもので芯を作成。

芯を中心に花びらを増やしていきます。



花びらを増やしていくときのポイントは、ただ外に巻くのではなく、前のものに少しかませること。

バラの完成。

これをグラスに入れます。

鍋で温めたアップルシナモンエールを注ぎます。

リンゴにお砂糖を使っているので、ビールには全くお砂糖は入れていません。

完成!

とても簡単で美味しいので、ぜひお試しを。

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2016年12月 9日 (金)

渋谷駅直結で極寒の日も寄りやすい「iBeer (アイビアー)」。なんとバーレイワインを含む全クラフトビール統一価格、統一グラス。

昨日、渋谷で打合せの帰りにヒカリエへ。
お目当てはヒカリエ7階のiBeer LE SUN PALM (アイビアー・ルサンパーム)
ずらり並んだビールタップにテンション上がります。



こちらでは11種類の国産クラフトビール樽生+KIRINハートランドが楽しめます。
サンクトガーレンはただ今バーレイワインの「エル ディアブロ」が飲めます。



ここのクラフトビールメニューは全てUSパイントが1,030円、ハーフパイントが630円の統一価格。
普通のビアバーでは少しお高い価格設定になっている、バーレイワインも統一価格!

アルコールが高く、手間もかかるビールなので卸価格が他より少し高めになっているのに、これはすごい良心的です。

最近増えている統一価格のビアバーでも、普通はバーレイワインだけは少し高い設定になっていたり、提供量が少なくなっていたりするので、驚いて「ワイングラス提供ではないんですか?」と何度も確認してしまいました。



でも迷った挙句に結局頼んだのは飲み比べセット。4種類で1,100円。

フードも頂きました。海老と金美人参のブルスケッタ。1ピース350円!
アボガドと卵が主張する左半分と、シャキシャキさっぱりの人参が主張する右半分という感じで1つで2回美味しいです。



クレソン、きゅうり、鶏せせり。
入っていたものを箇条書きしている訳ではなく、こういう名前のメニューなのです、笑。
中華の前菜を思わせる味わいで、個人的に好みでした。



女性向けのお店ということで、野菜を使った見た目にも美しいメニューが充実している一方でガッツリしたお肉メニューも豊富です。

渋谷駅直結なので、天気の悪い日も、極寒の日もサクッと寄りやすい店だと思います。

19時を過ぎると混みはじめるので、サク飲みに立ち寄るなら19時前がお薦めです。

関連ランキング:ビアバー | 渋谷駅神泉駅表参道駅

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2016年12月 6日 (火)

クラフトビールバー密集度日本一!?野毛のクラフトビールイベントに参加してきました<2>

横浜市中区にある「野毛」は桜木町駅のJR根岸線を挟んだ反対側の飲み屋街。
約500と600とも言われる飲食店がひしめきあっているディープな町。

その野毛にクラフトビールに力を入れている店が6軒もあります。
地図を見ると分かるように、全店徒歩圏内という密集具合です。


そのお店の皆さんがヌビチノの加治さんを中心にMultidirection 〜Noge Beer〜として集まり「もっと野毛にクラフトビールを飲みに来てもらおう!」と不定期にイベントなどを開催されています。

週末、そのイベントに参加してきました。
第一部では、その6店のスタッフの皆様にサンクトガーレンについてをお話させて頂きました

第二部では加治さんに案内して頂き、その6店を回りました。
と言いつつ、肝心の加治さんのお店はこのイベントのためにお休みだったので…

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【2】Noge West End(ノゲウエストエンド)
実はこちらも加治さんがオーナーのお店。
5種類のクラフトビール樽生の他、国産シードルがグラスで楽しめます。

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【3】HITUJI
この日は貸し切りだったので、お店の外だけ。
店内で焼き上げるロティサリーチキンと、6種類の樽生クラフトビールが楽しめます。
今、YOKOHAMA XPAが飲めます。
店名のHITUJIは、店主さんが未(ひつじ)年なことに由来。

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【4】ZOO
こちらは満席で入れませんでした。現在アンヘルがつながっています。
1階は完全なバーですが、2階はお座敷席。
店主さんが「オレンジチョコレートスタウトが大好き」とのことで、恐らく1月にはこちらの樽生もつながると思います。

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【5】APOLLO Company (アポロ カンパニー)
ビールタップは4本。1本はエーデルピルスで、3本がゲスト樽で日替わりです。
私たちが伺った際にはアップルシナモンエールと、ゴールデンエールをつなげて下さっていました。

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【6】SakuraTaps
恐らく野毛で1番サンクトガーレンとの遭遇率が高いお店。
現在アンバーエールが飲めます。
少しでもカジュアルにリーズナブルにクラフトビールを楽しめるように、とテーブル席で座って飲むよりカウンターで立って飲むほうがお安い価格設定になっています。
Lサイズなら −200円、Mサイズは −100円、Sサイズは −50円お得。

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さらに野毛には最近もう1軒、アルゼンチンスタイルの肉料理とクラフトビールのお店「花咲 Butchers Store(ハナサキ ブッチャーズストア)」がオープン。

1日でまわるには肝臓がもたないかもしれない街になってきました(笑)。
横浜方面にいらっしゃる際には、ぜひ野毛でクラフトビールを!

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クラフトビールバー密集度日本一!?野毛のクラフトビールイベントに参加してきました<1>

横浜市中区にある「野毛」は桜木町駅のJR根岸線を挟んだ反対側の飲み屋街。
約500と600とも言われる飲食店がひしめきあっているディープな町。

その野毛にクラフトビールに力を入れている店が6軒もあります。
地図を見ると分かるように、全店徒歩圏内という密集具合です。


そのお店の皆さんがヌビチノの加治さんを中心にMultidirection 〜Noge Beer〜として集まり「もっと野毛にクラフトビールを飲みに来てもらおう!」と不定期にイベントなどを開催されています。

週末、そのイベントに参加してきました。

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第一部では、その6店のスタッフの皆様にサンクトガーレンについてをお話させて頂きました。

サンクトガーレンはサンフランシスコで1993年に創業。
もともと飲茶会社をやっていた先代がアメリカで飲んだ1杯のクラフトビール(アンバーエール)に感銘を受け、日本でこんなビールが造りたいと方法を模索。

ところが当時はビール製造の免許の条件に「年間2000KL醸造」というものがあり、それが高い壁となっていた。
年間2000KLとは1日で大瓶8,700本を売らなければいけない計算。

そこで、アメリカではじめた。
今でこそ日本にもアメリカにもクラフトビール会社はたくさんあるが、当時はサンフランシスコにも4つしかクラフトビール会社がなかった。
ゴードン・ビアシュ、サンフランシスコブルーイング、20タンクブルワリー、そしてサンクトガーレン。

現地で販売したほか、日本にも逆輸入して販売した。
ただ、日本ではこんなに香りがあって濃い味のビールはなかった。
ギネスも殆ど入ってきていない時代でそれをどうやって売ろうか、と。

そこで六本木でノンアルコールの醸造をはじめた。
クラフトのノンアルコールビール。これならビール免許は要らないと思って。
そこでビールの造り方を説明しながら販売していった。

その頃、TIMEに載った。
「岩本のアンバーエールを造りたいという夢はかなった。ただし“Not Tokyo”」と日本でビールが造れない状況を皮肉るように結ばれていた。

それがきっかけになり日本の世論が動き、1994年 日本で小規模のビール醸造が出来るようになった。
当時は地ビールと言われていた。

なぜ地ビールという言葉が生まれたか。
恐らく日本経済新聞のインタビューで「地酒のビール版?」と聞かれて「そのようなものです。」と答えたのが始まりだったと思う。

1997年、地ビールブーム到来。サンクトガーレンも日本に工場をつくる。
でも実はビールは出来ても瓶詰め機械がまだ無かった(笑)。
瓶詰め機械がきたのが翌年(笑)。
その時には問屋さんが泊まり込みで本当に瓶詰めが出来るのか、など見に来ていた。
月間500ケース問屋さんが買ってくれた。

質問 「2000年、地ビールが1番悪かったと言われている時代。なぜ地ビールはダメになったか?」

地ビールの味が…という話がよく出るが1番思っているのは瓶詰め技術がプアだったこと。
アメリカでは瓶詰め時には2回の真空状態をつくるプリバックという方式で、90日間もつというのが業界では常識だった。

でもそんなことが出来る機械はまだまだ少なく、日本で行われていた瓶詰めは居酒屋のビールサーバーから瓶に詰めているようなもので、すぐビールがダメになってしまっていたと思う。

あとは1996年に地ビールが解禁して数年間はメディアが一斉に取り上げてくれて、でもそれが無くなったときに業界としてきちんと情報発信が出来ている会社がなかった。
だからどんどん一般の方から忘れ去られてしまった。

そもそもそんなに売れていた訳ではないかも、というのもある。
地ビール解禁した当初は物珍しさもあり、小売チェーン店に一斉にバラ巻かれた。
1店で1ケースとってもらうだけでも相当な量になる。
それで売れているような気になったけど、それで終わり。後が続かない。

そんなことが一斉に起きたのがこの時期だったんじゃないかと。

加治さん「実は地ビール会社の数だけ見ると2003年は300軒のブルワリーがあって1番のピーク、2006年が底。1番少ない」

サンクトガーレンも1度この頃にダメになって醸造免許を失っています。
 →この辺の話に興味のある方はぜひサンクトガーレンの公式サイトの“歴史”を

第2部ではこの6店のお店をまわらせて頂きました。長くなってしまったので次の記事にします。

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