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2017年11月14日 (火)

11月14日は“いいいし”の日。ビール造りに欠かせない石とは?

今日、11月14日は語呂合わせから11(いい)14(いし)の日。

ビールと石、関係ないようですが実はサンクトガーレンではビール造りに2つの石を使います。

これはその1つ、カーボネーションストーンを洗っているところ。
完成直前のビールに炭酸ガスを添加するときに使います。

工場にある もう1つの石はエアレーションストーン
こちらは、麦汁の発酵に必要な酸素を送り込むためのものです。

「あれ?酸素は酸化の原因になるからビールに大敵じゃないの?」と思った方、正解です。

完成“後”のビールにとって酸素は酸化の原因となるため大敵です。
でも完成“まで”の発酵の工程には酸素が不可欠です。

ちなみに添加する酸素は外気ではなく、病院などでも使われる滅菌済みのものです。

ストーンの表面にあいている無数の泡からCO2や酸素を液中に放出して溶け込ませます。
水槽のブクブクを想像してもらうと分かり易いかもしれませんね。

ちなみに“ストーン”と言いますが、両方セラミック製。
石じゃない…。

社長曰く「昔は本当に軽石のような石が使われていたんじゃないか」とのこと。
でも石だとすぐに欠けてしまうので、半永久的に使われるセラミックの素材に変わったのでは、と。
真偽のほどは定かではありません(あくまで社長の推測です)。


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