11月14日は“いいいし”の日。ビール造りに欠かせない石とは?
今日、11月14日は語呂合わせから11(いい)14(いし)の日。
ビールと石、関係ないようですが実はサンクトガーレンではビール造りに2つの石を使います。
2017 11月 13 9:31午後 PST
工場にある もう1つの石はエアレーションストーン。
こちらは、麦汁の発酵に必要な酸素を送り込むためのものです。
「あれ?酸素は酸化の原因になるからビールに大敵じゃないの?」と思った方、正解です。
完成“後”のビールにとって酸素は酸化の原因となるため大敵です。
でも完成“まで”の発酵の工程には酸素が不可欠です。
ちなみに添加する酸素は外気ではなく、病院などでも使われる滅菌済みのものです。
ストーンの表面にあいている無数の泡からCO2や酸素を液中に放出して溶け込ませます。
水槽のブクブクを想像してもらうと分かり易いかもしれませんね。
ちなみに“ストーン”と言いますが、両方セラミック製。
石じゃない…。
社長曰く「昔は本当に軽石のような石が使われていたんじゃないか」とのこと。
でも石だとすぐに欠けてしまうので、半永久的に使われるセラミックの素材に変わったのでは、と。
真偽のほどは定かではありません(あくまで社長の推測です)。
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