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2017年6月4日 - 2017年6月10日

2017年6月 9日 (金)

オレンジ20%増量リニューアルの「湘南ゴールド」。 早くも来年のリニューアルも決定!?

今日は、春夏限定フルーツビール「湘南ゴールド」の仕込みでした。

湘南ゴールドは神奈川県産の同名オレンジを使用したビールです。

表皮の傷などで売場には並ばないものを買い取って使用しているため、大きさも様々。
ピンポン玉くらいのからテニスボールくらいのまで(笑)。

まずは、その果実を洗って…

切って、切って、切って切りまくります。

切った果実は袋に入れて…

麦汁を沸かしている釜につっこみます。

切ったときに溢れた果汁も麦汁に投入します。
この麦汁を発酵させて完成です。

ビール酵母は麦汁の糖分を食べてアルコールと炭酸ガスへと分解します。
その際に湘南ゴールドの糖分も食べてしまうため、ジュースのような甘いビールではありません。
あくまでしっかりしたビール、でもしっかり感じる柑橘風味。そんなビールです。

湘南ゴールドビールは今夏で発売10年目を迎えました。
もともと収穫量の少なかった湘南ゴールド果実も今では当時の10倍はとれるように。

そのため今年はオレンジ果実量を20%増量。
よりオレンジの風味が弾けるビールとなりました。

そんな湘南ゴールドが来夏さらにリニューアルする予定です。

実はこれまで湘南ゴールドは「発泡酒」でした。

それが来年は「ビール」になる予定です。

「なんだ、発泡酒だったのか」と思った方、まぁ聞いてください。
別に麦芽率がアップしてビールになる訳ではありません。

これまで日本の酒税法では果物がビールの材料に認められていませんでした。

日本では、麦芽率の高い低いに関わらず果物を使ったビールは全て「発泡酒」表記になるのです。
(そもそも、フルーツ"ビール"という日本語自体がNGということですね)

湘南ゴールドビールは、麦芽率は高いので実際に支払う酒税はビールと同じです。
それなのにビールより安価なイメージのある発泡酒の表記をしなければいけないのは、おもしろいことではありません。

2017年4月、その酒税法が変わります。
ビールの原材料拡大(ビールの定義変更)で、麦芽率の5%まで果物の使用(ほか、香辛料やコーヒーなども)が認められるようになります。

そのため、来年発売の湘南ゴールドは「発泡酒」から「ビール」になります。

来年ラベルの品名が変わるので、今年の発泡酒のものはレアになるかも…しれません。



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2017年6月 4日 (日)

ビアフェス東京の思い出。10年前のターニングポイント

ビアフェス東京2017が終わりました。

今回のビアフェスでも人気だったスイートバニラスタウトは、今から10年前、クラフトビールという言葉もほとんど浸透していなかった2007年に誕生しました。

Photo

2006年に発売したチョコビールこと「インペリアルチョコレート」のヒットがこのビール考案のきっかけ。
贈り物を想定したビールでしたが、ご自分用に買われる方が本当に多く、1年中こんなビールがあっても良いのではないか、と思わされました。

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ただインペリアルスタウトは高アルコールのため完成までに時間がかかり、夏の繁忙期に継続 してつくるのは現実的に困難でした。

そこで普通のスタウトをベースに「普段飲みができるようなチョコビールを」とスイートバニラスタウトが生まれました。

インペリアルスタウトよりはアルコールが低く、通常のスタウトよりはちょっと高めのフォーリンスタウトをベースに本物のバニラで風味付けしたビールです。

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ところが。

ウケ狙いの“ゲテモノ”ビール。

業界の外からも内からもそんな声が聞かれました。
通年商品として販売しましたが、限定商品だったことにして販売を打ち切ろうかと相当悩みました。

そんな中出店した2007年、ビアフェス東京。

当時は数百種類のクラフトビールが一堂に集まるイベントはほとんどなく、ビアフェスは日本最大のクラフトビールイベントでした。

その来場者の人気投票でスイートバニラスタウトが1位を獲得したのです。
全く予想していなかったことで、本当に驚いたし、本当に嬉しかったです。

そこから風向きが一変。自分たちもこれだけお客様に支持して頂いたものを止める訳にはいかないと覚悟が決まり、今ではサンクトガーレンにとって欠かせない看板商品の1つになっています。

この時スイートバニラスタウトの販売を終了していたら、その後のフレーバービール湘南ゴールド(オレンジ)パイナップルエールは生まれていなかっただろうと思われ、サンクトガーレンにとって大きなターニングポイントとなった出来事です。

ちなみに2014年、スイートバニラスタウトは来場者人気投票をもとに選出される「東京都知事賞」を再び獲得しています。

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どれだけビールイベントが増えても私たちにとってビアフェス東京は特別な場所で、これからも末長く続いてほしいなと思っています。

ご来場者の皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。

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