工場に2014年収穫の湘南ゴールド第1便、500Kがやってきました!
それを遡ること数週間前、根府川に湘南ゴールドの様子を見に行ってきました。
湘南ゴールドは神奈川県が12年の年月をかけて開発したオリジナル柑橘。
レモンのような黄色ですが、食べると甘いというギャップがあり、他の柑橘類を圧倒する華やかな香りが特徴です。
柑橘の樹は1年ごとに収穫の多い“表年”と、収穫の少ない“裏年”を繰り返します。
今年、湘南ゴールドは表年を迎える樹が多く、開花までは順調でした。
ところが収穫前に大雪に見舞われ、雪焼け(果実表面に雪がつき、茶褐色に変色してしまう)した果実が多く出ました。
このビールにはそんな規格外果実を使用しています。
急遽雪避けのためにかけられたシート。
農家の皆様お疲れ様です。
落下していた果実を一足先に頂いてみました。
香りの良さは今年も申し分なし。
普通、柑橘はヘタの無いほうから剥く人が多いと思いますが、
湘南ゴールドはヘタ側からのほうが剥きやすいんです。
これ、豆知識(笑)。
食べてみると…酸っぱいーーーーーーーーー!
それもそのはずで、収穫した柑橘は(湘南ゴールドに限らず)「減酸」という工程を経て出荷されます。
収穫後、数週間低温貯蔵することで酸味が落ちていくのです。
(食い意地をはるとろくなことが無いですね…笑)
そんな湘南ゴールド生果実を使ったビールは4月14日に発売。
また、4月3日(木)~6日(日)横浜そごうにて「湘南ゴールド販売会」が開催されます。
湘南ゴールドの生果実のほか、湘南ゴールドを使ったスイーツ、湘南ゴールドビールの先行販売もあります。