YOKOHAMA XPA

2009年9月18日 (金)

ミネラルウォーターに対抗する水道水

先日、毎日新聞にこんな記事が。


◆毎日新聞(9月17日)
水道水:もっと飲もう エコで味、質とも向上/自治体が販売しPR

http://mainichi.jp/life/food/news/20090917ddm013100124000c.html

<記事一部抜粋>
なぜ、使い捨てのペットボトル水を買って飲むの? 足もとに安くて安全な水道水があるじゃない--そんな「水エコ運動」が広がり始めた。水道水を再評価する動きだ。

市販のボトル水は工場で詰めてトラックで運んだり、遠く海外から輸入するなど、製造と輸送に多大なエネルギーが費やされている。同局の試算によると、市販のボトル水の価格は水道水の1000倍前後も高い。さらにペットボトル水の加工、運搬、焼却過程などで排出される二酸化炭素の量は、水道水の浄水過程などで生じる量に比べて約1600倍に上るという。日本水道協会によると、約70の自治体がボトルに詰めて販売し、水道水の良さをアピールしている。




Gaiyou_topで、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、サンクトガーレンのYOKOHAMA XPA の仕込み水は横浜市の水道水を源水から汲み上げたもの。

これは市内を中心に「はまっ子どうし」という名でペットボトルで売られています。

横浜市水道局が水道水の美味しさを広くPRするため、輸入ミネラルウォーターに対抗して発売されたお水なのです。



▼YOKOHAMA XPA発売時の日記
http://sweetsbeer.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/yokohama_xpa611_163e.html

<日記抜粋>

 「はまっ子どうし」を使うことに決めたのは
 水そのものの素晴らしさはもちろんのこと
 そこに関わっている方たちの熱い想いを感じたからです。

 水は日本が自給自足でまかなえる、数少ない資源と言われています。
 それなのに、コンビニやスーパーでは
 海外から輸入されたミネラルウォーターが棚を占拠しています。
 一説では、国内の水市場の4分の1を海外製品が占めると言います。
 500mlペットボトルに限ると、海外製品のほうが優勢であるとまで…。
 
 海外でボトリングされたミネラルウォーターは、
 海を渡る過程で空気を汚し、その後ボトルは日本でゴミとなります。
 
 すぐ近くに美味しい水があるのに、
 なぜ環境を破壊してまで海外の水を飲むのか。
 
 海外の水に頼らずとも、蛇口をひねれば
 安心で美味しい水が手に入ることに気が付いてほしい。
 それが「はまっ子どうし」に込められた想いです。
 
 『日本の水の美味しさを伝えたい』
 『エールの美味しさを日本に伝えたい』
 分野は違えど、ベクトルは同じです。 

 このビールに関係者みんなの想い込めて
 多くの人に届けていきたいと思っています。

Yokohama_xpa


「はまっ子どうし」をビールの使用に許可されているのは、当社が唯一。

そして、1品目1社契約の原則があるので(焼酎はここだけ、日本酒はここだけ…という感じ)他で「はまっ子どうし」を語ったビールを発売することはできません。

はまっ子どうしは「空気に触れた瞬間からはまっ子どうしとは呼ばせない」という厳しい審査基準があり、最初に話を持って行ったビール会社さんはその基準がクリアーできなかったのだとか。(後から聞いた話ですが…)

YOKOAHAMA XPAはもちろん、横浜ビアフェスでもお飲み頂けますヽ(´▽`)/


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


 ビールの最新情報満載のブログランクング
酒ブログランキング  人気ブログランキングへ

 明日より日本最大の地ビールフェス!「ビアフェス横浜」はフードもビールづくし!
http://sweetsbeer.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/2009-81cd.html


 ブルワリー開放デーは10月4日(日)に延期となりました
http://sweetsbeer.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-3.html
   

 工場は今、何してる? Twitterでつぶやき中。
http://twitter.com/mikiSanktGallen


 黒糖スイートスタウト4島飲み比べシリーズ <数量限定>
ネットショップ>Click 販売店>Click 飲める飲食店>Click

Photo  

 サンクトガーレン新工場外観を公開>Click

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 9日 (水)

がしがし、ぷしゅーぷしゅー

Dsc01416_3

できたてのYOKOHAMA XPAを瓶詰め中。

サンクトガーレンの瓶詰め機はビールを詰める前にプシュー、プシューっと2回深呼吸します。

これは“ダブルプリバックシステム”の瓶詰め機を使用しているためで、
瓶詰め前にプシュー、プシューっと瓶内に2回真空状態をつくります。

これで、瓶内をほぼ無酸素の状態にし、ビールの劣化の原因の1つである“酸素”を極力取り除きます。

このシステムはかなり高価なため、地ビール業界内でこのシステムを使っているところはそう多くありません。

ただ、ビールそのものの中にもわずかながら酸素が含まれているため、完全な無酸素状態でお届け!とまではいかないのです。。。。

基本的に大部分のビールはタンクから出た時点から“劣化”と闘わなくてはいけません。

もちろん、大手メーカーの缶ビールも瓶ビールも例外ではありません。

だからさっきの日記にも書いたように、ビールは賞味期限内であっても早めに飲んだ方が美味しいのです。地ビールに限らず、大手の缶ビールもです。



ただ、これにも一部例外があって、瓶内2次発酵をしているビールは話が別です。

サンクトガーレンのビールでは、唯一バーレイワイン「エルディアブロ」が瓶内2次発酵製法を行っています。

※注意※ 無濾過で酵母が残っているビール瓶内2次発酵をしているビール


瓶内2次発酵をさせる場合は、1次発酵の終わったビールに
新しく新鮮で元気なビール酵母と、その酵母が食べるための糖分を入れてあげないといけません。

2次発酵をしている瓶内では

 糖分 → ビール酵母が食べる → 炭酸とアルコール分に分解

なので、瓶内は炭酸(C02)で満たされることになります。


それによって、2次発酵製法のビールは栓を開ける瞬間まで(瓶内のビールが空気に触れる瞬間まで)弱い発酵を続け、熟成という素晴らしい変化を遂げます。


瓶内2次発酵製法は大変手間と時間のかかる工程なので、日本のビールで瓶内2次発酵製法を行っているものは(私の把握している限り)数えるほどしかありません。

だから、基本的に日本のビールは買ってすぐ飲んだ方が美味しいですよーヽ(´▽`)/


 ビールの最新情報満載のブログランクング
酒ブログランキング 人気ブログランキングへ


・‥…━━━・‥…━━━・‥…━━━   

 工場は今、何してる? Twitterでつぶやき中
http://twitter.com/mikiSanktGallen


■ 黒糖スイートスタウト4島飲み比べシリーズ 新発売<数量限定>
ネットショップ>Click 販売店>Click 飲める飲食店>Click

Photo
 


■ 
サンクトガーレン新工場外観を公開
Click


■ 
今年のブルワリー開放デー9月12日(土)に開催決定 
詳細ページ>Click 申込不要ですが参加表明頂けると嬉しいです。


 サンクトガーレンイベント出店情報(秋編)総チェック
http://sweetsbeer.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-f41b.html



■ 間近! 贅沢パスタとビールをお得に楽しむ〆パスタセット
http://shop.ikyu.com/shMain/shItemDtl.asp?shopId=500374&itemNo=10010172






| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月17日 (金)

キリンフリーはなぜアルコール0%ではなく、0.00%なのか?

キリンビールより世界初のアルコール0.00%のビールテイスト飲料「キリンフリー」が発売になりました。

運転前にも飲める!ビール(テイスト飲料)と話題になっています。

001


ところで、なぜ0%ではなく0.00%なのか?


0%と0.00%は一見同じに見えますが、実は大きく違います。

簡単に言うと、0.1%も“ほぼ0%”な訳です。

例えば四捨五入すれば、0.4%だって0%。

つまり、これまでのノンアルコールビールは理論上たくさん飲めば酔っぱらう可能性があったのです。

この「キリンフリー」はアルコールを生成しない製法で造られているとのことなので、さらに細かく示すと 0.00000000・・・・∞  以下省略。
という感じになる訳です。

0%なら0%とシンプルな表記でいいじゃん!と思ってしまうのですが、その裏側にはこんなカラクリがあるのです。


ちなみに、当社が発売中の横浜開港150周年記念ビール「YOKOHAMA XPA」には濁度0.0000 という驚異の透明度を誇る横浜市のオフィシャルウォーター「はまっ子どうし」を仕込みに使用しています。

Yokohama_xpa

で、「はまっ子どうし」の場合、0.0000以下はどうなっているのか?

ずーっと0が続くのか、それとも0.00001なのか?

実はそれがわからないのです。

なぜなら、濁度メーターが小数点第4までしか計測できないのです(笑)

080726_2

YOKOHAMA XPAは好評発売中▽
http://www.sanktgallenbrewery.com/beers/yokohama.html

オンライン注文はこちらから▽
http://www.sanktgallenbrewery.com/shop.html

最大デジタル TWOデジタル FOUR本まで同一送料でのお届け荷物運びが可能です!

↓↓ ご一緒にいかがですか? ↓↓

新商品
“幻のオレンジ”使用。インターナショナル・ビアコンペティション08の
フルーツビール部門で頂点(金賞金メダル)に輝いた「湘南ゴールド」ビール
http://sweetsbeer.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/414-9dfb.html

 ビールの最新情報満載のブログランクング
酒ブログランキング 人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年2月19日 (木)

これは何だ!?

これは何だ!?

展示会会場にて。

白くて、四角い物体を発見!

これは何だ!?

答えは後程。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ただ今、ヨコハマ・グッズ展示会

ただ今、ヨコハマ・グッズ展示会
ただ今、ヨコハマ・グッズ展示会

前回の日記の続き。

ただ今、横浜市内のとあるホテルにヨコハマグッズが勢揃いして展示会中です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

横濱001 ヨコハマ・グッズ認定

横濱001 <br />
 ヨコハマ・グッズ認定

「YOKOHAMA XPA」が、横濱001 ヨコハマ・グッズに認定されました

本来なら横浜市内の企業がつくったグッズしか認定されないのですが、
YOKOHAMA XPAは横浜市のオフィシャルウォーター「はまっ子どうし」
仕込みに使用しているので、横浜市水道局の推薦による特別認定です!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 3日 (木)

★NEW 0PEN★ビアバー(国分寺)

国分寺に新しいビアバーがオープンしました
私が紹介するんですから、もちろん国産地ビール(クラフトビール)取扱い店です!

E018300w_2

Bar BANFF (バー バンフ)

〒185-0012
東京都国分寺市本町3-8-19 田中ビル2F

JR中央線国分寺駅 北口 徒歩3分 
西武多摩湖線国分寺駅 北口 徒歩3分 

TEL:042-324-1802

17:00~03:00(L.O.02:00)

http://r.gnavi.co.jp/e018300/

そして、現在!

こちらのBanffさんで、当社の「YOKOHAMA XPA」が樽生で味わえます!

お店のビール紹介コメントが素敵だったので、そのまま紹介。

==================

梅雨のじめじめはコレでふっとばせ!
苦味がキマる復刻ペールエール!!

先月6月初旬に発売されたサンクトガーレンの「XPA」だが早くも話題沸騰中のよう。
既に酒屋さんでは品薄状態だとかって話もあるがそれも納得、一言に美味い。

このXPAは特に苦味が強調されて宣伝されることが多いようだが、それだけではなく味と香りも一級品。

グラスを口に運んだ瞬間に広がるカスケードのフルーティな香りとほのかに甘い麦汁の香りは感動もの。
そして味のバランスもとてもよく仕上げられており、さすが日本のビールとうなずける。
フィニッシュにくるビター(苦味)はしばらくの間余韻を残すほど強烈で、苦味が好きな人ならば間違いなく一口飲むごとにその感動
が訪れるだろう。

京都の夏はハモを食べないと来ないという伝えもあるが、
どうやら今年の夏はXPAを飲まないと来なそうだ。

==================

>苦味が強調されて宣伝されることが多いようだが・・・
これ、犯人ですね


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 1日 (火)

今日はひたすら・・・

YOKOHAMA XPAの瓶詰め!

サンクトガーレンの瓶詰め機はビールを詰める前にプシュー、プシューっと2回深呼吸します。

これは“ダブルプリバックシステム”の瓶詰め機を使用しているためで、瓶詰め前にプシュー、プシューっと瓶内に2回真空状態をつくります。
これで、瓶内をほぼ無酸素の状態にし、ビールの劣化の原因の1つである“酸素”を極力取り除きます。
このシステムはかなり高価なため、地ビール業界内でこのシステムを使っているところはそう多くありません。

ただ、ビールそのものの中にもわずかながら酸素が含まれているため、完全な無酸素状態でお届け!とまではいかないのです。。。。

Dsc01422

瓶詰めー。

Dsc01416

サンクトガーレンではフレッシュローテーションを保つため、少量をこまめに瓶詰めしています。

サンクトガーレンが工場から出荷するビールは、瓶詰め3日以内のものです
ほとんどのお取り扱い店へは工場からチルド直送しています
 (極力、問屋倉庫を経由しない)

基本的に大部分のビールはタンクから出た時点から“劣化”と闘わなくてはいけません。
もちろん、大手メーカーの缶ビールも瓶ビールも例外ではありません。
だからタンクからお客様にお届けできるまでの時間を短くできるよう、出来得る限りの努力をしていきたいと思っています!

プシュー、プシューとこちらも2回クリックを!>>>ランキング  酒ブログランキング

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年6月30日 (月)

増量★YOKOHAMA XPA出荷再開前夜

お待たせしました!
長らく欠品しておりました「YOKOHAMA XPA」の出荷を明日より開始致します。
早ければ明後日には店頭に並ぶ(もしくは樽生が飲める)ようになります。

1か月の販売予定数量がたった4日で完売してしまい、全く生産が追い付きませんでした。
ご迷惑をお掛けした皆様、本当にすみません。

さて、今回の「YOKOHAMA XPA」ですが、
こんな感じです▼

Photo_2


 ???? >>>>ランキング



前回に比べ「アロマホップ」を増量しました。生ホップです

Photo_3

今回のほうがより華やかにカスケードホップの柑橘アロマを感じて頂けると思います。

ぜひお試しを!

ブログの応援よろしくお願いします>>>酒ブログランキング

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月25日 (水)

思わず、挑みたくなるビール!?

「YOKOHAMA XPA」がエキサイトニュースにて紹介されました。

通常の約2倍 容赦なく苦いビールが登場


ビールが美味しい季節がやってきた!
最近では各社から様々な種類のビールが発売されています。
根っからのビール好きのみなさん、そろそろ本気で苦いビールが飲みたくありません?

本文はこちら>>>http://excite.co.jp/News/bit/00091213088604.html
_________________

【挑戦状】 ビールは苦味!という方へ

Dsc01299

赤道を超えて日本にもたらされたビールは、長い航海に耐えられるよう
防腐効果のあるホップを大量に使用したものでした。

それに習い、今ビールには通常の4倍のホップを使用。
ハーブの一種であるホップは、防腐効果の他に華やかな香りと爽やかな苦みも
ビールに与えます。

つまり、大量にホップを使ったこのビールは“最高に香り高く、最高に苦い”のです。
苦味を表す数値IBUは48
これは、日本の大手メーカーのビールの約2倍です。

しかし!世界にはもっともっとIBUの高いビールがごろごろ存在します。
(IBU100というものも!)

このビールが苦いと思うようでは、まだまだ甘い!?
このビール「うまい!」と思えるかどうか、ぜひ挑戦を!

________________

と、、、、こんな日記書いていますが、
実はこのビール、発売日からたった4日間で1か月の販売予定数量が完売

現在、生産が追いつかず出荷再開は7月すぐを予定しております。
ご迷惑をお掛けしますが、出荷再開まで今しばらくお待ち下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)